シクラメンが葉だけになった!?なくなった?葉の疑問解決!

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シクラメンが葉だけに

シクラメンが葉だけになったらどうする?

シクラメンの葉を減らす間引きとは?

シクラメンの葉がなくなった!?大丈夫?

こんなシクラメンの葉に関する疑問についてご紹介いたします。

シクラメンが葉だけになったらどうする?

シクラメンは多年草なので、しっかりとした手入れをすれば翌年もきれいな花を咲かせてくれますが、葉だけになってしまうこともあります。

今回はそんなシクラメンが葉だけになった時の対処法について解説していきます。

最初にシクラメンが活動期なのか休眠期なのかをチェックしてみましょう。

シクラメンは10月~4月くらいまでが活動期です。

4月を過ぎて気温が高くなると少しずつ葉を落として枯れていくようになりますが、この時期を休眠期と言います。

活動期のシクラメンが葉だけになったときの対処法

園芸店から持ち帰ったばかりの時は、たくさん花をつけていたのに、数週間経ったら葉っぱだけになってしまったと言う方もいるでしょう。

きちんと管理をすれば、シクラメンは11月くらいから春先まで長い間花を咲かせてくれます。

では葉ばかりが増えてしまう原因は何でしょうか?

まず考えられるのは日照不足です。

日照時間が足りないと、太陽の光を取り入れるために葉が徒長するため、葉ばかりが生長してしまいます。

このような場合は蕾をつけても大きく育たなかったり、途中で枯れてしまうなどのトラブルが起こる可能性があるので注意しましょう。

時々手入れをして、太陽の光を当ててあげてください。

次に考えられるのは温度管理の間違いによるものです。

シクラメンが順調に育つためには、13℃~20℃の室温で管理するようにしてください。

極端に温度が高い場所で管理をすると、花は季節を間違えて休眠の準備を始めてしまい、葉だけになってしまうことがあります。

シクラメンは次から次に花を咲かせる植物です。

そのため肥料をたくさん必要とするでしょう。

肥料が不足すると花が育たずに、葉だけが伸びてしまうことがあります。

シクラメンの場合は、花が咲いている間は定期的に肥料を与えることをおすすめします。

株の大きさやシクラメンの状態にもよりますが、2週間に1回ほど水やりの際に薄めた液肥を与えるようにすると花付きが良くなります。

休眠期のシクラメンが葉だけになったときの対処法

次に休眠期のシクラメンが葉だけになった時は、どうすれば良いのでしょうか?

この時期のシクラメンの葉は段々と黄色になり枯れていきます。

この場合は水やりや肥料を止めて休眠させましょう。

しかし葉だけがしっかり残っている場合は「非休眠法」で管理していくのがおすすめです。

こちらの場合は室内の明るい場所で管理して、月に一度は緩効性肥料を継続します。

非休眠法のメリットは、株が大きく生長すること。

また来年以降の花つきが良くなるとも言われています。

シクラメンの葉を減らす間引きとは?

葉が増えすぎてしまった場合、間引きをすることで解決するのでしょうか?

もし間引きをするときには古い葉を茎の根の部分から取り除くと良いでしょう。

また新芽が出たばかりなのに葉が邪魔をして光が当たらない場合は「葉組み」と言うシクラメンならではのお手入れを行います。

葉組みとは、葉を抜くのではなく葉の中心を外側に誘因する方法です。

この作業を行うことで、頭頂部に光が当たり新芽がよく育つようになります。

シクラメンは茎1本に対して花が1つ咲くため、葉ばかりが増え過ぎた場合でも、新しい葉を取り除くのはおすすめできません。

どうしてもと言う場合には、外側の大きくなった葉を根元からねじるようにカットしましょう。

また茎の途中から切ると、病気の原因にもなるので注意してください。

シクラメンの葉がなくなった!?大丈夫?

シクラメンは、ちょっとした環境の変化にもデリケートに反応する植物です。

ではシクラメンの葉がなくなってしまったらどうすればいいのでしょうか。

まず球根を指で触ってみて、固ければ休眠期に入ったサインだと考えられます。

シクラメンには活動期と休眠期があり、休眠期に入る5月以降は、徐々に葉が黄色くなり枯れますが特に問題はありません。

では休眠期ではないのに葉が枯れたり少なくなった場合はどうでしょうか。

この場合は、シクラメンが病気になっている可能性も否定できません。

シクラメンがかかりやすい病気には、水を与え過ぎたことで起こる「萎凋病」「灰色カビ病」などがあります。

いずれも通気性が悪くなる梅雨時にかかりやすいので、注意しましょう。

長雨が続く時期は、枯れた葉や花がらをしっかりと取り除くことでリスクを回避できます。

もしも病気になり傷んだ株は元には戻りませんので、病気の予防に努めたいものです。

シクラメンの葉の疑問まとめ

  • 活動期(10月~4月)のシクラメンが葉だけになったときは、日当たりや温度管理・肥料などをチェックしましょう。
  • 休眠期(4月以降~秋)のシクラメンが葉だけになったときは、非休眠法で管理するのがおすすめ
  • シクラメンの葉を間引きするときは外側の古くなった葉を取り除くようにする
  • 葉ばかりになって中央に日光が届かない場合は「葉組み」と言う手入れがおすすめ
  • 5月以降に葉がなくなった場合は休眠期に入るサインなので心配はいらない

今回はシクラメンの葉に関する疑問についてご紹介しました。皆様のシクラメン育成の参考にしていただけると幸いです。

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