水やりをしているのにシクラメンがしおれるのは?根腐れ?直射日光が原因?

2022年8月21日

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シクラメンがしおれる

水やりをしているのにシクラメンがしおれるのは?

水やりをしてもシクラメンがしおれるのは根腐れ?

水やりをしても直射日光に当てるとしおれる?

こんなシクラメンの水やりとしおれに関する疑問についてご紹介いたします。

水やりをしているのにシクラメンがしおれるのは?

シクラメンは他の花に比べて少しデリケートな印象があるかもしれませんが、いくつかのことに気をつければ、生き生きとした状態をキープして育てることができます。

シクラメンがしおれる原因は、大きく分けて2つ考えられます。

1つ目は水の与えすぎによる根腐れです。

家に迎え入れたばかりのシクラメン、とても可愛くてたくさんお世話したくなりますよね。

花をみているだけでは物足りず、お水を毎日あげたくなってしまうかもしれません。

しかし、実はこれって植物にとってはあまりよくないことなんです。

植物によって多少異なりますが、水やりは土が乾いてからあげるのが良いとされています。

ずっと土が湿った状態が続いていると根が腐ってしまい、枯れの原因になってしまいます。

2つ目は置く場所が適していない場合です。

シクラメンは直射日光のような強い光に当たってしまうと、それに耐えることができずにしおれてしまうことが多いです。

良かれと思って陽にたくさん当たる場所に置いたのにも関わらず、元気がなくなってしまう。

それは陽の強さが影響しているかもしれません。

育てられた環境にもよりますが、ご自宅の中で育てる場合は窓から1メートルほど離れた直射日光のあたらない明るい場所で育てるのが良いでしょう。

水やりをしているのにシクラメンがしおれるのは根腐れ?

シクラメンに限らず、植物を枯らしてしまう原因として一番多いのが根腐れです。

根腐れとは、長期間乾くタイミングがなく土の中が湿っている状態で、根っこがうまく呼吸できずに窒息してしまうことで起きます。

花がしおれていると水切れを起こしているのかもしれない、と急いでお水をあげたくなってしまうのですが、これが根腐れを発生させてしまう原因になります。

もちろん水切れでしおれてしまう場合もありますが、室内で育てている場合、前日水を与えたのに翌日すぐに水切れでしおれることはあまりないです。

シクラメンは水が大好きなのでたくさん水を吸ってくれますが、湿度が高いのは苦手なので水やりには特に気を配る必要があると思います。

水やりの頻度は、部屋の温度や湿度によって土の乾くスピードが異なるので、何日ごとに与えると決めるのではなく、土がしっかり乾いた状態であることを確認してからお水を与えるのが良いでしょう。

水をほしがっているか見極めるには葉に注目です。

水が切れているとすこしハリがないような感じがします。

毎日触るとなんとなく分かるようになると思うので、ぜひ観察してみてください。

それから、土が乾いているかの確認は、鉢全体の重さで覚えてしまうのも良いと思います。

水やり直後の鉢を持ってみて重さを覚えておくと、水やりのタイミングがよりわかりやすいです。

水やりをしても直射日光に当てるとしおれる?

前述したように、ホームセンターや花屋で販売されているシクラメンは直射日光に当てると、みるみる元気をなくしてしまいます。

しかし、強い陽の光にあたっても大丈夫な株も存在します。

理由は生産者さんの育て方に影響されるからです。

シクラメンは他の植物に比べて長い時間をかけて栽培されるので、そこでの育てられ方に影響されることが多いのです。

陽にたくさんあてて育てられた株は比較的日差しに強く、ほどよく遮光されて育ったシクラメンは、強い日差しにあたってしまえばすぐにしおれてしまいます。

とはいっても、自分が購入した株はどんな環境で育ったのかわからないことが多いので、やはり直射日光を避けるのが無難です。

強い日差しが長時間当たらないような、明るいところで管理するのが良いと思います。

最後に、生育温度についてもお伝えします。

シクラメンは15度くらいの少し寒いところが大好きなので、20度を超えると元気をなくしてしまうことが多いです。

人の体感として、暖房をつけないと長時間ここにいられないかな、というくらいの環境がシクラメンにとってはちょうど良いのかと思います。

心地いいと感じる気温よりもやや低いところで育ててみると良いでしょう。

空気が循環しているのも植物を育てる上で大切なことなので、室内で育てる場合はサーキュレーターなどを使って、元気な状態をキープできるようにしましょう。

シクラメンの水やりとしおれまとめ

  • しおれる原因は水のやりすぎによる根腐れか、置き場所が適していない。
  • 土が乾いてからたっぷり水やりをして、根腐れしないように気をつける。
  • 直射日光や強すぎる日差しはしおれる原因になるので、窓からほどよく離れた明るいところで管理する。
  • 部屋の温度や空気の循環にも気をつけることで、元気な状態をキープすることができる。

今回は水やりをしているのにシクラメンがしおれる原因についてご紹介しました。皆様のシクラメン育成の参考にしていただけると幸いです。

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