シクラメンの花が広がるように倒れる原因は?
シクラメンの花が倒れる時の対処法は?
こんなシクラメンの花が倒れる原因と対処法についてご紹介いたします。
目次
シクラメンの花が広がるように倒れる原因は?
シクラメンの花が広がるように倒れる原因は主に
- 環境の不適切さ
- 球根や根のトラブル
- 水不足
などが挙げられます。
不適切な栽培環境
シクラメンは温暖で湿度の高い環境を好みます。
しかし、極端な高温や低温、強い風、強い直射日光、雨、霜などの環境では花が倒れやすくなります。
特に温度が不適切な場合は、5℃以下では花が萎れ、20℃以上では花茎が倒れる事がよくあります。
球根や根のトラブル
シクラメンの球根や根に問題があると、水や栄養の吸収が阻害され、花が倒れる原因となります。
球根や根が腐ったり、傷んだりする主な原因は、過剰な水やりや排水の悪さ、空気の流れの悪さなどです。
水不足
シクラメンは常に湿っている土を嫌いますが、極端な乾燥も嫌います。
水やりが不足すると、根が十分な水分を吸収できずに花や葉が萎れて倒れることがあります。
水やりは、土の表面が乾いたら行い、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本です。
シクラメンの花が倒れた場合は、まず栽培環境が適切かどうかを確認し、球根や根の健康状態、水やりの適切さを見直すことが重要です。
環境を改善し、水やりを適切に行うことで、花が倒れるのを防ぐことができます。
シクラメンの花が倒れる時の対処法は?
シクラメンの花が倒れてしまった時の対処法をいくつかご紹介いたします。
花茎のサポート
花茎が倒れている場合には、優しく束ねて支えます。
花茎を支える際には、紐やリボン、筒状に巻いた新聞紙を使用することができます。
水やりの調整
シクラメンには適切な水やりが不可欠です。
花が倒れてしまう原因が明らかに水不足と判断できた場合には水やりを行いましょう。
花茎の付け根からぬるま湯(約20℃)をたっぷりと与えます。
水は鉢の底から流れ出るまでたっぷりと与えるようにしましょう。
そのような水やりを行うことで根への水分供給が促進され、植物が回復しやすくなります。
環境の調整
シクラメンは涼しい環境を好みます。
シクラメンに適さない温度での管理による問題の場合には、適切な環境を用意してあげましょう。
20℃以上では花茎が倒れやすくなります。
また、土が乾いたらたっぷりと水をやることが重要ですが、過湿には注意が必要です。
根腐れの確認
水やりをしっかりしており、シクラメンを置いている環境にも問題がない時には根腐れを疑ってみましょう。
シクラメンが根腐れを起こしてしまっていると上手く水を吸い上げる事ができないため、花が倒れてしまいます。
シクラメンの花が倒れるまとめ
- シクラメンは涼しく明るい環境を好むため、室温が高すぎると花が倒れることがある。
- シクラメンは水やりを忘れて水不足になってしまうと花が倒れてしまう。
- 水のやり過ぎによって根腐れを起こしてしまっても同じように花が倒れてしまうことがある。
- シクラメンの花が倒れてしまった時には水やりの確認とシクラメンを置いている環境の確認が必要。
今回はシクラメンの花が倒れる問題についてご紹介しました。皆様のシクラメン管理の参考にしていただけると幸いです。