シクラメンの葉が黄ばむ原因は?黄色くなったら復活しない?

2023年2月14日

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シクラメンの葉が黄ばむ

シクラメンの葉が黄ばむ原因は?

黄色くなった葉は復活する?

シクラメンの葉が黄ばむのを防ぐ方法は?

こんなシクラメンの葉が黄ばむ原因と予防についてご紹介いたします。

シクラメンの葉が黄ばむ原因は?

秋から春にかけてきれいな花を咲かせるシクラメンですが、元気に茂っていたシクラメンの葉が、急に黄色く変色してしまうことがあります。

葉が黄ばむ原因として考えられる点を挙げてみましょう。

水切れ、水のやりすぎ

シクラメンの開花期は水をたくさん吸い上げます。

水切れして乾燥しすぎると葉が何枚も黄色く変色してしまいます。

土の表面が乾いてから土の部分にたっぷり水をあたえましょう。

底面給水鉢の場合は受け皿の部分に8割程度水が溜まっている状態にします。

逆に常に土が湿っているようなじめじめした状態は水をやり過ぎています。

過湿の状態が続くと根腐れして葉が変色します。

葉を触ってみてハリがある場合は水が十分足りています。

葉や茎がすこし柔らかくなってきたタイミングで水やりをしましょう。

日照不足

シクラメンは日光を好む植物です。

屋内のあまり日が当たらない場所に置いておくと、葉が黄変することがあります。

また葉と葉が重なって陰になった部分が黄色くなることもあります。

室内の明るい窓辺などで定期的に日に当てるようにしましょう。

葉組みをして株全体に日が当たるように手入れするのも効果的です。

肥料の過不足

シクラメンの開花期には定期的に肥料を必要とします。

肥料が少ないと葉が黄色く変色することがあります。

逆に肥料をあたえすぎて土中の肥料成分の濃度が高くなると、根が痛んで葉の色が悪くなることもあります。

開花期は週1回程度のペースで窒素、リン酸、カリが同程度か、リン酸がやや多めの液体肥料などをあたえましょう。

また底面給水鉢の場合は1ヶ月に1回程度土の上からもたっぷり水をあたえると、土中の余分な肥料成分が排出されてリフレッシュできます。

その際、鉢皿に溜まった水は一度捨ててから新しい水を溜めるようにしましょう。

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環境の変化によるストレス

シクラメンは急な環境の変化によってぐったりしたり、葉が黄色くなったりすることがあります。

生産ハウス→販売店→購入後の環境の変化や温度の変化によるものです。

これは新しい環境に順応するための生理現象で、だいたい1ヶ月程度で環境に慣れるので、それまではシクラメンに適した生育環境を整えて育てましょう。

気温が高すぎる

シクラメンの開花の適温は13度~18度程度です。

人間にとってはやや涼しく感じる気温がシクラメンの適温になります。

暖房器具の風が直接当たらない涼しい場所(廊下や玄関など)に置くようにしましょう。

休眠準備に入った

春以降気温が高くなり開花期が終わると、だんだん葉の数を減らして休眠準備に入ります。

水やりと肥料のペースを落とし、夏越しに向けて準備しましょう。

黄色くなった葉は復活する?

黄色くなった葉は緑に復活することはありません。

黄色く変色した後はだんだん枯れていきます。

しおれた葉をそのままにしておくと、根元にカビが生えてきたり、株元の風通しが悪くなり病気の原因になったりします。

黄色くなった葉は見つけしだい摘み取るようにしましょう。

病気予防のためハサミではなく指でつまんで引っ張って抜き取ります。

花がら摘みと同時に変色した葉もチェックするとよいでしょう。

球根が元気なら株元から新しい葉が上がってきます。

シクラメンの葉が黄ばむのを防ぐ方法は?

シクラメンに適した生育環境になっているかどうかチェックしましょう。

水やり、日照、肥料、気温が適したものになっているか確認します。

水やりの際は球根や花、葉に水がかからないように注意してあたえましょう。

株元が過湿になると病気にかかるリスクが増えるため、こまめに花がら摘み、枯れた葉のチェックを行い、風通しの良い環境を整えましょう。

シクラメンの葉が黄ばむまとめ

  • 水切れ、水のやり過ぎに気をつける。
  • 日照不足で葉が黄色くなることがあるので定期的に日に当てる。葉組みも有効。
  • 肥料は適したものを決められた濃度で定期的にあたえる。
  • 環境の変化で葉が変色することがある。だいたい1ヶ月程度で環境に慣れる。
  • 気温が高すぎると葉が変色したりぐったりすることがあるので冬場の高温に注意する。
  • 春以降に葉が変色して減るのは問題ない。
  • 黄色くなった葉は復活しないので摘み取る。
  • 正しい生育環境になっているかチェックする。
  • 株元の過湿は病気の原因になるので風通し良くする。

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