ラベンダーにはどのくらいの日当たりが必要!?日当たりが悪いとどうなる?

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ラベンダーの日当たり

ラベンダーの日当たりはどのくらい必要?

ラベンダーは日当たりが悪いとどうなる?

ラベンダーは西日が当たっても大丈夫?

ラベンダーは室内で育てると日当たり不足になる?

こんなラベンダーの日当たりに関する疑問についてご紹介いたします。

ラベンダーの日当たりはどのくらい必要?

ラベンダーは太陽の光が大好きです。

そのためラベンダーを植える時は日当たりの良い場所を選ぶのがおすすめです。

鉢植えの場合も日なたを選んで鉢を置いてあげましょう。

一日中日が当たる場所が好ましいですが、難しい場合には少なくとも半日は日なたになる場所で育ててください。

また、日当たりが良いと水やり後の土が早く乾きますので、乾燥を好むラベンダーが過ごしやすい環境を作ることができます。

真夏は半日陰の場所に移動させると良いでしょう。

地植えで移動できない場合は遮光をしたり、日光を遮ってくれる樹木などの近くに植えると安心です。

ラベンダーは日当たりが悪いとどうなる?

日当たりの悪い場所で育ったラベンダーは、徒長(とちょう)といって茎がひょろひょろになってしまいます。

さらに花付きが悪くなり、花の数が少なくなってしまいます。

また、日当たりが悪い場所は水はけや風通しが悪くなる傾向にあり、ラベンダーに不向きな環境です。

節と節の間がしっかり詰まり、葉の色が良いラベンダーに育てるためには日当たりの良い場所で育てることをおすすめします。

一方で、真夏の強すぎる日光は苦手です。

夏場だけは風通しの良い日陰を作ってあげましょう。

ラベンダーは西日が当たっても大丈夫?

夏の西日は特に強く、人間でも暑いと感じることがありますよね。

ラベンダーが好きな涼しく乾燥した環境に対して、日本の夏は高温多湿でラベンダーが最も苦手とする環境。

西日の暑さで土や鉢の温度が上がり、根に負担がかかります。

また土が少しでも濡れているとすぐに蒸れてしまい、ラベンダーが枯れる「根腐れ」の原因に。

ラベンダーを守るために、夏の西日には遮光などの対策が必要です。

鉢植えは風通しの良い半日陰に移したり、地植えであれば植え付ける際に周りに樹木や背の高い草など陰を作ってくれる植物がある場所を選ぶと良いですね。

すでに地植えしてあるラベンダーには、上に遮光ネットを張ってあげると良いでしょう。

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ラベンダーは室内で育てると日当たり不足になる?

明るい室内でラベンダーをインドアグリーンとして楽しみたい、と思っている方もいらっしゃると思います。

私たち人間は室内も戸外も同じように「明るい」と感じますが、数値にしてみると

  • 夏の晴れた戸外:100,000ルクス
  • 冬の晴れた戸外:50,000ルクス
  • 室内の照明の光(蛍光灯):750~1,000ルクス

と全然異なることが分かります。

暗いと感じる戸外の日陰でも、夏場は50,000ルクス、冬場は15,000ルクスです。

戸外の方が圧倒的に明るいのが分かりますね。

そして忘れてはいけないのは、ラベンダーは光合成をして成長することです。

光合成という意味では室内の照明でもできますが、ラベンダーの成長に必要な光量には足りません。

日光が足りないとひょろひょろと徒長して見た目が悪くなるばかりか、病気や虫がつきやすくなります。

形よく健康なラベンダーに育てるためには、室内ではなく戸外で管理するのがおすすめです。

レースラベンダーなど耐寒性や耐暑性に欠ける品種を室内管理する際は、できるだけ日当たりの良い窓辺を選んでくださいね。

この基準は電気をつけなくても読書ができるくらいの明るさです。

もし日中に室内が暗いと感じた時にはラベンダーの室内育成は難しいと言えます。

どうしても室内でラベンダーを育てたい時には植物育成ライトをおすすめします。

最近では植物育成ライトにタイマーが付属したものもありますが、タイマーがついていないものにはプログラムタイマーをセットすると良いでしょう。

照明をタイマー管理することは規則正しい日照条件を保つために必要不可欠とも言えます。

ラベンダーの日当たりまとめ

  • ラベンダーは日当たりの良い場所で育てるのが理想で、難しい場合でも、少なくとも半日は日なたになる場所が良い。
  • ラベンダーは日当たりが悪いとひょろひょろした姿になるうえ、日当たりが悪い場所は多湿な環境になりやすく、ラベンダーが健康に育たず病害虫の原因になることも。
  • 夏場の西日はラベンダーには強すぎるので、鉢を日陰に移したり遮光をするなどの対策が必要。
  • ラベンダーを室内で育てると、日光量不足で徒長の原因になる。健康な株に育てるためにも戸外での栽培がおすすめ。
  • 室内でラベンダーを育ててみてうまく育たない時には植物育成ライトを使用する方法もある

今回はラベンダーの日当たりに関する疑問についてご紹介しました。皆様のラベンダー育成の参考にしていただけると幸いです。

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