ラベンダーの花が終わったらどうする？
ラベンダーの花を切るタイミングは枯れたら？
ラベンダーの花は乾燥させてドライフラワーにするしかない？
ラベンダーの花の使い道は？
こんなラベンダーの花の使い道に関する疑問についてご紹介いたします。
目次
ラベンダーの花が終わったらどうする？
咲き終わったラベンダーの花はカットしましょう。
花を咲かせることは植物にとって、とても体力のいることです。
花を長く楽しむことも一つの楽しみ方ですが、花をカットするタイミングというのも実は意外と大事になってきます。
まだ枯れはじめのラベンダーは、カットしたあとに活用する方法があるので捨てずにとっておきましょう。
収穫が遅れてしまうと葉の香りが薄くなってしまうので気をつけてください。
剪定の際、茎ごと切ってしまってもよいですが、丁寧にカットするならば花茎の下あたりの新芽が出始めている少し上で切ると良いです。
また、花が終わったあとにはありがとうの気持ちを込めて肥料を与えましょう。お礼肥と呼ばれるものです。
ラベンダーはもともと、そんなに肥料を必要としない植物なので薄めに液体肥料を与えてください。
ラベンダーの花を切るタイミングは枯れたら？
ラベンダーは花が咲き切るまえに摘み取るのがおすすめです。
花が開花してからすぐであれば、香りがよく残っていますので、９分咲きくらいがちょうど良いとおもいます。
もちろん花が完全に咲き終わった枯れた花があったら、蒸れ防止の為にしっかりと剪定を行ってください。
ラベンダーの花は乾燥させてドライフラワーにするしかない？
壁掛けのドライフラワーは摘み取った花をゴムなどで結んで吊るしておくだけで、おしゃれなインテリアになるためとても人気があります。
一点、注意点として完全に咲き終わった花を壁に吊るすとポロポロと枯葉が床に落ちてしまうことが多いです。
壁掛けのドライフラワーにする場合は、咲き切る前に摘んだ花を利用しましょう。
このような理由からも先にご紹介しましたように花を切るタイミングは９分咲きくらいがおすすめなのです。
ここまではドライフラワーの話ですが、もちろんドライフラワー以外にも活用方法があります。
簡単に活用する方法として切り花を思いつく方が多いのではないでしょうか。
摘み取った花の葉っぱを取り除き、花瓶やコップなどに水を数センチ注いでさしておくだけなので、気軽に楽しむことができます。
咲いてすぐ摘み取った花であれば、より一層良い香りがします。
後述しますが、切り取った葉もすぐに捨ててしまわないでくださいね。
ポプリなどにして楽しむことができます。
ラベンダーの花の使い道は？
簡単に利用する方法は切り花やそのまま壁に吊るすドライフラワーですが、少し手を加えるだけでもっと花を活用して楽しむことができます。
まずは先ほど触れたポプリです。
ポプリとは、花や葉、木の実、香辛料、果物の皮や精油などいろいろなものを混ぜて瓶に詰め、熟成させて室内で香りを楽しむものです。
フランス語で「ごった煮料理」という意味らしいですよ。
IKEAや雑貨屋などでみかけたこともあるのではないでしょうか。
作るのは難しそうだと感じるかもしれませんが、実は意外と簡単です。
完全に乾燥させたラベンダーの花をとり瓶につめます。
花だけでもよいですが葉も一緒に詰めてもなおオシャレですね。
密閉できる瓶に詰め、お好みのアロマオイルを数滴たらします。
ラベンダーのアロマを垂らすのもよいですが、ご自身の好きなアロマを調合してみても楽しいと思います。
そのまま２～３週間涼しくて日が直接当たらないようなところで管理して完成です。
本格的につくるのであれば、ぜひご自身でいろいろ研究してみてください。
オリジナルのポプリをつくるその過程も楽しいと思います。
そんなに手間はかけてられない。もっと楽にラベンダーの香りを楽しみたいんだ、という方はラベンダー風呂にしてみてはいかがでしょうか。
もうこれは説明するまでありませんね。
摘み取ったラベンダーをお風呂に入れるだけです。
そのままお風呂に花を入れてもよいですが、少し掃除が大変ですし香りもキツくなる場合が多いです。
そのような時には桶に水をはり、そこに花をいれるのがオススメです。
こうすると香りも落ち着いて、リラックスした入浴タイムが過ごせます。
ラベンダーの花の使い道まとめ
- 壁掛けのドライフラワーにしたい場合は、完全に咲き終わる前の花を使うのが良い。
- 気軽に楽しみたい場合は切り花にして部屋に飾るのがオススメ。
- 少し手間をかけてポプリを作るのも楽しい。自分なりに研究してオリジナルのポプリをつくってみよう。
- 香りを十分に楽しみたい時はラベンダー風呂。桶に水を張り、そこに花を入れると程よい香りを楽しめる。
今回はラベンダーの花が終わったらどうすればいいかについてご紹介しました。皆様のラベンダー育成の参考にしていただけると幸いです。