ラベンダーは剪定方法を間違えると失敗する?どこを切る?おすすめの位置は?

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ラベンダー剪定方法

ラベンダーは剪定方法を間違えると失敗する?

ラベンダーの剪定はどこを切る?おすすめの位置は?

ラベンダーの剪定のやり方の注意点は?

こんなラベンダーの剪定方法に関する疑問についてご紹介いたします。

ラベンダーは剪定方法を間違えると失敗する?

ラベンダーの剪定方法は、時期とカットする場所さえ間違わなければ失敗することはありません。

何のために剪定を行うか、先に結論を申し上げます。

  • 夏の暑さによる蒸れ対策(風通しをよくする。)
  • かたちをととのえて植物をリフレッシュさせるため。
  • かなり間延びをしてしまった株は切り戻し・強剪定をする。

この3点です。

夏の蒸れを防ぐための剪定であれば、適切な剪定時期は5月下旬~7月上旬です。

花が咲き終わる少し前に剪定するのが良いでしょう。

花の収穫と同時、むらさき色の状態の時に行うのがちょうど良いタイミングです。

また適した時期に剪定を行うことで植物をリフレッシュさせることができ、見た目もすっきりとした株にすることができます。

切り戻し・強剪定については、記事の注意点部分で後述します。

ラベンダーの剪定はどこを切る?おすすめの位置は?

整える剪定であれば、株の長さの2分の1から3分の1のところでカットをします。

葉上の脇芽の上の位置で剪定すると良いです。

全体を同じくらいの長さでカットすると扇状になり見た目もよくなります。

他に土につきそうな、倒れている枝や枯れているものは株元でカットし、間引いてあげましょう。

同じように混み合っている枝も間引いて風通しを良くします。

全体のかたちも気にしながらカットしてあげると、とてもやさしい印象になりますよ。

ラベンダーの剪定のやり方の注意点

ここまでは株を整えるための剪定を中心にお伝えしました。

例外として、かなり間延びをしてしまっている株の剪定についてもお伝えします。

長い間剪定をしていない株はみっともなく長く間延びしてしまうことがあります。

文字通り、普通の剪定よりも、かなり下のほうまで切り詰めて剪定をする方法です。

一般的に強剪定を行うのは秋~冬と言われていますが、春になるまで剪定を怠ってしまった場合は6月くらいまでならば大丈夫かと思われます。

ポイントは株元から一番近い小枝とその葉を残すということです。

葉がなければ光合成することができないので、最悪の場合枯れてしまうこともあります。

これだけは守って、強剪定するようにしましょう。

細い枝は株元でカットしてしまっても問題ありません。

このときに枯れ葉や枯れ枝があれば、除去してしまいましょう。

最後に肥料についてもお伝えします。

生育が旺盛な春と秋には、月に1度液体肥料を与えましょう。

剪定後に肥料を与えても良いですが、薄めにあたえるようにしてください。

ラベンダーは少しの肥料でもぐんぐん成長してくれますから、液体肥料の与えすぎは逆効果になることもあります。

メリハリをつけて与えるようにしましょう。

ラベンダーの剪定方法まとめ

  • 夏の蒸れ対策で剪定を行うのがベスト。花の収穫と同時、5月下旬~7月上旬に行う。
  • 株の2分の1から3分の1くらいのところで、脇芽の上をカット。
  • 風通しをよくするため密集しているところもカットする。
  • ラベンダーの剪定は枯れを怖がりすぎずにしてOK。
  • 強剪定をする場合は株元から近い小枝と葉の部分を残すこと。

今回はラベンダーの剪定方法に関する疑問についてご紹介しました。皆様のラベンダーの剪定の際の参考にしていただけると幸いです。

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