サンスベリアを日陰の玄関に置く時の置き方と育て方!枯れる4つの理由とは?

2023年10月16日

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サンスベリアを日陰の玄関に置く時の置き方と育て方

サンスベリアは日陰の玄関でも育てられる?

サンスベリアが玄関で枯れる理由は?

サンスベリアを玄関に置く時の置き方と育て方は?

サンスベリアは外の玄関先でも育てられる?

こんなサンスベリアを玄関に置くときの疑問や注意点についてご紹介いたします。

サンスベリアは日陰の玄関でも育てられる?

サンスベリアは観葉植物の中でも、特に耐陰性に優れ、日陰でも比較的育てやすい植物と言われています。

よってサンセベリアを日陰の玄関で育てることは可能です。

しかし、サンスベリアがいくら日陰に強いといっても、真っ暗な場所で育つことはできません。

よって玄関の暗さ加減によって成長度合いが変わってしまいます。

基本的には電気をつけなくても本を読めるくらいの明るさがあれば、サンスベリアを玄関においても育てることは可能です。

ただし、玄関はサンスベリアにとって最適な環境とは言いにくいため、上手に育てるにはそれなりの世話とコツが必要となってきます。

玄関は風水でも重要な場所とされており、厄除けや魔除け効果のある観葉植物をおくと、良い気だけを家の中に取り込めるとされています。

サンスベリアは鮮やかで真っ直ぐな葉が上に向かって育つため、風水では厄除け・魔除け効果が特に高いとされています。

そのような理由からも玄関でサンスベリアを上手に管理したいものです。

サンスベリアが玄関で枯れる4つの理由

サンスベリアを玄関に置いていて、枯らしてしまう原因の多くは

  • 明るさ不足
  • 寒さ
  • 水のやりすぎ
  • 蒸れ

などが挙げられます。

サンスベリアは観葉植物の中でも耐陰性に優れた植物ですが、暗い場所が好きなわけではありません。

よって長期間、暗い玄関に置いていると光が不足し、成長障害を起こすことがあります。

室内の明るい場所に置いているサンスベリアに比べて色が薄くなってきたり、ひょろひょろした細い葉になってしまっている場合には、明るさ不足が原因の可能性が高くなります。

また、サンスベリアは耐陰性には優れていますが、耐寒性はそれほど高くはありません。

玄関は家の中でも特に寒い場所でもありますので、季節によっては温度が低すぎて枯れてしまう事もあります。

水のやりすぎもサンスベリアを枯らしてしまう原因となります。

玄関などの暗い場所では、どうしてもサンスベリアの成長は鈍化してしまいます。

成長が遅いということは、それだけ水も必要としません。

しかし、そのようなことはおかまいなしに定期的に水やりをしてしまうと根腐れなどを起こして枯れてしまうことがあります。

「サンスベリアの元気がない=水が足りていない」と考えてしまう人も多いようですが、そのような考え方がサンスベリアを枯らしてしまう原因となってしまいます。

サンスベリアの元気がない時には、なぜ元気がないのか?

その原因を特定することが大切です。

夏の玄関では蒸れなどの問題が起こる事もあります。

人がいる時には玄関を開けて風通しをよくすることができますが、多くの人は日中に仕事などで外出していることが多くなります。

そのような時に気温があがると、玄関は想像以上に蒸れてしまうものです。

このような問題をどうしたら解決できるのか、サンスベリアの置き方や育て方のコツについては次の項でご紹介いたします。

サーキュレーターを使用して室内の空気を循環させることで玄関の蒸れを防ぐ方法もあります。

冬場でも空気が循環することで、寒い場所と暖かい場所の温度差が緩和されるため、家の中に空気の流れを作ることは大切です。

サンスベリアを玄関に置く時の置き方と育て方

サンスベリアを玄関に置く時には、置き方や世話の仕方を工夫することで、上手に育てることができます。

サンスベリアを玄関に置くときの置き方としては

  • できるだけ日の当たる場所に置く。
  • 時間がある時には移動させて日光浴をさせる。
  • 日によってローテーションを行う。
  • 気温が下がってきたら直置きではなく、台などに置く。
  • 水やりは極力控える。
  • 植物育成用照明などを用意する。

などが挙げられます。

できるだけ日の当たる場所に置く

玄関の扉の種類によっては、全く光が差し込まない日陰の玄関もあるかもしれませんが、玄関の側に小窓があるなど、少しでも光が入る場所があれば、そのような場所に置いてあげるようにしましょう。

時間がある時には移動させて日光浴をさせる

お休みの日など、時間のある時には玄関から移動させて、サンスベリアに日光浴をさせてあげましょう。

週に1回や2回でも日光浴をさせてあげることで、通年日陰の玄関に置いておくよりも元気に成長してくれるようになります。

ただし、真夏の直射日光には要注意です。

普段から暗めの場所に置いていると、日光に弱い葉となってしまいます。

そのようなサンスベリアを急に強い日光に当ててしまうと葉焼けを起こしてしまう事もあります。

よって柔らかい日差しで日光浴をさせてあげるようにしましょう。

日によってローテーションを行う

サンスベリアの株分けなどをして増やしている場合には、日当たりの良い室内に置いてあるサンスベリアと玄関に置いているサンスベリアを数日ごとにローテーションしてあげると良いでしょう。

ローテーションを行い、定期的にお日様に当ててあげることで元気に育てることができます。

気温が下がってきたら直置きではなく、台などに置く

サンスベリアは寒さに弱い面があります。

気温が10度以下になるような場所では寒さで枯れてしまうこともあります。

よって冬には、できれば暖かい室内に置き換えると良いでしょう。

どうしても玄関に置きたい場合や玄関しか置き場所がない場合には、台などの上に置き、地面からの冷えを遮るようにしましょう。

また簡易的な家庭用温室などを設置して保温してあげるのも一つの対策となります。

水やりは極力控える

先にもご紹介しましたが、水やりの頻度はサンスベリアの成長度合いに影響を受けます。

玄関先などは明るい室内に比べるとどうしても成長が鈍化してしまうため、水やりの頻度を控えるようにしましょう。

水のやりすぎにより土が湿っている状態が長くなってしまうと根腐れを起こして枯れてしまうことが多くなります。

また、水分過多は気温の上昇とともに蒸れの原因にもなってしまいます。

冬には根が冷えて枯れる、夏には蒸れて枯れる。

どちらにしても水のやりすぎはサンスベリアにとって良いことがありませんので、特に注意したいものです。

植物育成用照明などを用意する

玄関先の明るさ解消方法の一つとして植物育成用の照明を使用する方法もあります。

植物育成用照明とプログラムタイマーを併用することで決まった時間に照明が点灯し、決まった時間に消えてくれるため、日々の手間をほとんどかけずにサンスベリアに必要な明るさを確保することができます。

また薄暗い玄関にピンポイントで点灯する照明はサンスベリアの鮮やかさも増し、インテリア性を高めてくれるアイテムとも言えます。

サンスベリアは外の玄関先でも育てられる?

サンスベリアは外の玄関先でも育てることは可能です。

サンスベリアが育つかどうかは、場所ではなく、環境です。

よって玄関先でも環境さえ整えてあげれば十分に育てることができます。

サンスベリアを外で育てる時の注意点としては

  • 夏には直射日光に気を付ける。
  • 冬には気温の低下に気を付ける。
  • 梅雨の時期には土の湿り過ぎや蒸れに気を付ける。
  • 風の強い日には点灯に気を付ける。

などが挙げられます。

サンスベリアは沖縄や原産地のアフリカ、東南アジアなどでは、強い日差しにも耐えて屋外で自生しています。

よってサンスベリアを外で育てることは可能です。

しかし、多くのサンスベリアは温室で育てられたものが販売されているため、屋外の環境に慣れていません。

もともと自生しているものであれば、その環境に適応して成長していますが、温室育ちのサンスベリアを急に強い日差しに当ててしまうと葉焼けを起こしてしまいますので、注意が必要です。

また、アフリカや沖縄などは寒い時期でもサンスベリアが枯れてしまうほど気温が下がることはありません。

しかし、日本の多くは冬になるとサンスベリアが耐えることのできない気温になってしまいます。

よって外でサンスベリアを育てられるのは、気温が高い4月頃から9月頃までとなってしまいます。

冬には室内に取り込み、寒さ対策をしてあげなければなりません。

梅雨の時期の高湿度や台風の時期の強風などもサンスベリアにとっては大きな問題となります。

そのような悪天候時には、なるべく室内で育てるようにしましょう。

サンスベリアを玄関で育てるまとめ

  • サンスベリアは観葉植物の中でも、特に耐陰性に優れ、日陰でも比較的育てやすい植物と言われており玄関でも育てることはできる。
  • サンスベリアを玄関に置いていて、枯らしてしまう原因の多くは明るさ不足、寒さ、水のやりすぎ、蒸れなどが挙げられる。
  • お休みの日など、時間のある時には玄関から移動させて、サンスベリアに日光浴をさせてあげると元気に育ちやすい。
  • サンスベリアは寒さに弱い面があり、気温が10度以下になるような場所では寒さで枯れてしまうこともある。

今回はサンスベリアを玄関で育てる時の疑問や注意点についてご紹介しました。皆様のサンスベリア育成の参考にしていただけると幸いです。

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