クリスマスローズの古い葉は剪定した方が良い?葉っぱの剪定基準と花後の剪定

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クリスマスローズの古い葉は剪定した方が良い?

クリスマスローズの古い葉は剪定した方が良い?

クリスマスローズの葉っぱの剪定基準と方法とは?

クリスマスローズの花後は剪定した方が良い?

こんなクリスマスローズの剪定に関する疑問についてご紹介いたします。

クリスマスローズの古い葉は剪定した方が良い?

クリスマスローズは背丈に対して非常に大きな葉をつける植物です。

そんなクリスマスローズの葉は古くなったら剪定した方が良いのか?

それとも枯れるまで残しておいた方が良いのか?

クリスマスローズの古い葉は、必ず剪定しなければいけないという訳ではありませんが、剪定を行う事で以下のようなメリットがあります。

  • 株全体がすっきりと整い見た目が良くなる。
  • 新芽の生長が促進される。
  • 病害虫の予防につながる。

株全体がすっきりと整い見た目が良くなる

端の方が枯れてしまったり、痛んでしまった古い葉を残しておく事は見た目があまり良い物ではありません。

よって古い葉をカットしてしまう事で株をスッキリとさせて見た目を良くする事が出来ます。

新芽の生長が促進される

古い葉は、どうしても光合成効率が低下してしまいます。

光合成によって植物は栄養を得ますが、光合成の効率が低下すると、植物は必要な栄養を十分に得ることができません。

古い葉を剪定することで、新しい葉や新芽に光が当たりやすくなり、光合成の効率が向上し、新芽に十分な栄養が供給されるようになります。

さらに古い葉が茂っていると、どうしても風通しや日当たりが悪くなります。

風通しや日当たりが悪くなると、新芽の成長が阻害されしまいますので、古い葉を剪定することで、風通しや日当たりを改善し、新芽の成長を促進することができます。

病害虫の予防につながる

光合成の効率が低下すると、植物は必要なエネルギーを十分に得ることができず、病害虫に対する抵抗力が弱くなります。

さらに古い葉は、傷や汚れなどが付いていることが多く、傷や汚れは病害虫の寄生や繁殖に適した環境となってしまいます。

さきに述べましたように葉が茂っている事で風通しが悪くなり、株が蒸れてしまう事も病気などが蔓延しやすい環境を作ってしまうものです。

これらの理由から、古い葉は病害虫の温床になりやすいと言えますので、剪定によって古い葉を取り除くことで、病害虫の発生を予防することができます。

クリスマスローズの葉っぱの剪定基準と方法

まず、クリスマスローズの葉っぱの剪定時期は、10月下旬から12月上旬頃が適期です。

この時期に剪定することで、新芽の生長を促し、花の開花に備えることができます。

剪定する葉っぱの剪定基準としては、深緑色をしており、みずみずしさが無くなってしまった古い葉や夏の直射日光などにやられて枯れてしまった葉、病害虫に侵された葉などを選ぶようにしましょう。

ただし、全ての葉を一度に落としてしまうと光合成量が極端に減ってしまう為、ある程度は残しておく必要があります。

その後、新芽が伸び始めたら、さらに古い葉を落としていくようにしましょう。

剪定方法としては、古い葉を地面から約5cmの高さで切り落とします。

地面ギリギリでカットしてしまうと切り口から雑菌などが入りやすい為、注意が必要です。

また、茎と葉の接続部から葉だけもぎ取る事も可能です。

クリスマスローズの茎は弾力性があるため、引っこ抜いたり、ちぎったりする事は難しいですが、葉の付け根なら手で簡単にもぎ取る事が出来ます。

茎はそのまま残ってしまいますが、大きな葉が無くなるだけで新芽や株元への日当たりや風通しはかなり良くなります。

クリスマスローズの花後は剪定した方が良い?

クリスマスローズは、花が終わった後にそのままにしておくと種をつけます。

種をつけると、株が疲れてしまい、翌年の花つきが悪くと言ったデメリットがあります。

そのため、花が終わったら、花がらをつけた茎を地際から5cmほど残して剪定しましょう。

このような作業を「花がら摘み」と呼びます。

花がら摘みを行うことで株の栄養が保たれ、翌年の花つきがよくなります。

また、花がらはそのままにしておくとカビや病気の原因となる事もある為、花がら摘みは病害虫の予防にも効果的です。

クリスマスローズの剪定まとめ

  • クリスマスローズの古い葉は、必ず剪定しなければいけないという訳ではないが、剪定を行う事でいくつかのメリットがある。
  • 古い葉を剪定することで、風通しや日当たりを良くする事ができる為、新芽や花芽の成長を促進できる。
  • クリスマスローズの葉っぱを剪定する時は、全ての葉を一度に取り除かずに何回かにわけて行うと良い。
  • 葉の剪定時は地際で茎をカットしてしまうと切り口から雑菌が入ってしまう可能性がある為、茎を少し残した方が良い。

今回はクリスマスローズの剪定に関する疑問についてご紹介しました。皆様のクリスマスローズの管理の参考にしていただけると幸いです。

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