バラの肥料を与える時期はいつ?春夏秋冬時期ごとに目的が違う?

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バラの肥料を与える時期はいつ?

バラの肥料を与える時期はいつ?

バラは鉢植えと地植えで肥料を与える時期が違う?

12月~1月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

2月~3月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

4月~5月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

6月~7月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

8月~9月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

10月~11月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

こんなバラの肥料の時期に関する疑問についてご紹介いたします。

バラに肥料を与える時期はいつ?

バラへの肥料供給は、バラの成長サイクルと季節によって変わってきます。

以下に、一年を通じてのバラの肥料を与える時期を詳しくご紹介いたします。

4~5月: 春の開花が終わった後、特に四季咲き性や返り咲き性のバラには適量の粒状肥料を施します。

6~7月: この時期はバラが最も盛んに伸びるため、栄養分の供給が必要です。

特に、雨が続くと肥料分が流れ出てしてしまうため、追肥を忘れずに施すことが重要です。

8~9月: 秋にも咲く品種や鉢植えのバラには、肥料を与えて株を充実させます。

10~11月: この時期は一般的に肥料を施さない時期ですが、急激に枝や葉を伸ばした鉢植えのバラだけに限り、1回だけ液体肥料を施します。

12~1月: 一年間の成長のために、この時期には元肥を施すことが推奨されています。

2~3月: 新芽の生育を促すため、この時期には追肥を施します。

バラは鉢植えと地植えで肥料を与える時期が違う?

バラの肥料の与え方は、鉢植えと地植えで少し異なる場合がありますが、大まかな時期の目安は同じです。

ただし、鉢植えのバラは栄養を取り込める土の量が限られているため、より頻繁に肥料を与える必要があります。

例えば、4~9月の間は週に1回、規定の液体肥料を与えると良い結果に繋がります。

一方、庭植えのバラは土から栄養を吸収できる範囲が広いため、鉢植えに比べて肥料の頻度は少なくても大丈夫です。

そのため、春の開花が終わった5月と6~7月に1回、適量の粒状肥料を施すことが一般的です。

また、庭植えのバラは冬季に元肥を施すのが一般的で、特に12~1月が適期です。

鉢植えのバラに対しては、この時期に元肥を施すことは通常推奨されていません。

2~3月には、新芽の生育を促すための追肥を施します。

鉢植えの場合は、7~10日に1回、液体肥料を与えます。

一方、庭植えのバラには、2~3カ月間効果が持続する粒状肥料を適量、株元にばらまきます。

それぞれのケースで、バラの生育状況や気象条件に応じて肥料の量や施肥の頻度を調整することが重要です。

12月~1月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

12月から1月にかけての肥料供給は、「元肥」と呼ばれ、翌年の一年間のバラの生育をサポートする基礎となる栄養分を補うために重要です。

この時期はバラが休眠期に入り、新しい栄養吸収がほとんど行われないため、肥料は地中にとどまりやすく、春の新芽の成長に必要な栄養分を蓄えることができます。

推奨される肥料は、完熟の馬ふん堆肥、完熟牛ふん堆肥、完熟腐葉土などの有機質肥料と、規定量の半量の粒状肥料を混ぜたものです。

これらの肥料は、穴を掘った土に混ぜて再度埋め戻すことで、根が地中深くに張るようになり、枝も元気に伸びやすくなります。

2月~3月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

2月から3月にかけての肥料供給は「追肥」に当たり、新芽の生育を促す目的で施します。

この時期にはバラが活動を再開し、新芽を出し始めるため、肥料を施すことで新芽の成長をサポートし、早春の花付きを良くすることが可能です。

鉢植えのバラに対しては、規定倍率に希釈した液体肥料(「マイガーデン液体肥料」、「マイローズばらの液体肥料」など)を7~10日に1回、蕾が色づくころまでに計3回施すことが推奨されています。

一方、庭植えのバラに対しては、2~3カ月間効果が持続する粒状肥料を、規定量、株のまわりにばらまいて施すことが効果的です。

4月~5月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

4月から5月の期間は、つるバラの春の開花後に肥料を施す時期です。

この時期に肥料を施す目的は、春以降も続けて花を咲かせる四季咲き性のバラや返り咲くタイプ、鉢で育てるつるバラの成長をサポートするためです。

推奨される肥料は、株元に適量を施す粒状肥料で、「マイガーデン粒状肥料」や「マイローズばらの肥料」などが適しています。

鉢植えの場合は、4月中に1週間に1回、規定倍率に希釈した液体肥料を施すのが良いでしょう。

6月~7月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

6月から7月はつるバラが最も盛んに伸び出す時期です。

この時期に肥料を施す目的は、枝を伸ばし、葉をどんどん増やすために必要な栄養分を提供することです。

特に、雨が降り続くと肥料分が流れ出てしまい不足しやすいので、忘れずに追肥を行うことが重要です。

鉢植えの場合は、1週間に1回、規定倍率に希釈した液体肥料を施すのが推奨されます。

一方、庭植えのバラに対しては、春の開花が終わるころに適量の粒状肥料を株元にばらまくのが良いでしょう。

この期間に施す肥料は、バラの成長と花付きをサポートする役割を果たします。

8月~9月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

8月から9月の間に肥料を施す目的は、秋にも咲く品種や鉢植えのつるバラの株を充実させることです。

この時期は特に、株を強く育てるために必要な栄養分を供給します。

鉢植えの場合は、秋に花が咲くか咲かないに関わらず、肥料を施すことで株を充実させることができます。

この時期はまだ鉢土の表面が乾きやすいため、1週間に1回、液体肥料(例えば「マイガーデン液体肥料」や「マイローズばらの液体肥料」)を使うことをおすすめします。

一方、庭植えのつるバラの場合、土の乾きやすさに応じて肥料を選びます。

乾きやすい庭土には、適量の粒状肥料を株元にばらまきます。

湿りやすい庭土には、緩効性タイプの肥料が適しています。

10月~11月に肥料は与える目的とおすすめの肥料は?

10月から11月は通常、バラに肥料を施さない時期です。

その理由はバラが冬の休眠期に入る前に成長を落ち着けるためです。

しかし、鉢植えの場合は、急激に枝や葉を伸ばした株に対しては、1回だけ、規定量に希釈した液体肥料を施すことがあります。

つまり、この時期の肥料施用は一般的には推奨されていないのですが、特定の状況下では、植物の健康を維持するために限定的に肥料が使用されることがあります。

バラの肥料の時期まとめ

  • バラへの肥料供給は、バラの成長サイクルと季節によって変わってくる。
  • 12月から1月にかけての肥料供給は、「元肥」と呼ばれ、翌年の一年間のバラの生育をサポートする基礎となる。
  • 2月から3月にかけての肥料供給は「追肥」に当たり、新芽の生育を促す。
  • 4月から5月の期間は春以降も続けて花を咲かせる四季咲き性のバラや返り咲くタイプ、鉢で育てるつるバラの成長をサポートする。
  • 6月から7月は枝を伸ばし、葉をどんどん増やすために必要な栄養分を提供する。
  • 8月から9月の間に肥料を施す目的は、秋にも咲く品種や鉢植えのつるバラの株を充実させる。
  • 10月から11月は通常、バラに肥料を施さない時期。

今回はバラの肥料の時期に関する疑問についてご紹介しました。皆様のバラ育成の参考にしていただけると幸いです。

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