失敗しないバラの剪定方法とは?失敗してしまう理由と剪定に最適な時期

2023年6月10日

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失敗しないバラの剪定方法

バラの剪定を失敗してしまう理由とは?

バラの剪定のメリットとデメリットとは?

バラの剪定に最適な時期はいつ?

冬のバラの剪定方法とは?

夏のバラの剪定方法とは?

失敗しないバラの剪定方法とは?

こんなバラの剪定に関する疑問についてご紹介いたします。

バラの剪定を失敗してしまう理由とは?

バラの剪定を失敗してしまう主な理由には

  • 剪定方法の誤解
  • 適切な剪定時期の無視
  • 切るべき枝と残すべき枝の見極めの失敗

などがあります。

剪定方法の誤解による失敗

まず、剪定方法の誤解とはバラの種類に応じた適切な剪定方法を理解していないことにより生じます。

例えば、一般的には新しい枝を残し古い枝を切るという剪定が行われますが、種類によっては新しい枝を切って古い枝を残すべき場合もあります。

そのため、それぞれのバラの種類に適した剪定方法を事前に調査し理解しておくことが重要です。

選定時期の無視による失敗

剪定時期の無視もバラの成長に大きな影響を与えます。

一般的には12月~2月くらいの冬(開花前)と8月~9月くらいの夏(開花後)がバラの剪定に適した時期です。

しかし、開花期や成長期に剪定を行ってしまうと、バラの株に大きな負担を与え、成長を妨げてしまいます。

切るべき枝と残すべき枝の見極め不足

切るべき枝と残すべき枝の見極めの失敗も剪定の失敗につながります。

例えば、弱い枝や病気の枝を残し、健康な枝を切ってしまうとバラの成長を妨げ、病害が広がる原因となります。

したがって、バラの剪定を成功させるためには、剪定方法の理解、適切な剪定時期の把握、そして切るべき枝と残すべき枝の見極めが重要となります。

バラの剪定のメリットとデメリットとは?

バラの剪定にはメリットとデメリットがあります。

剪定のメリットは主に以下の通りです。

メリット① 健康な成長を促す

剪定によって古い枝や病気の枝を取り除き、新しい枝を育てることでバラの健康な成長を促すことができます。

メリット② 花つきの改善

剪定を行うことでバラの花つきが改善されます。

新しい枝には多くの花がつき、美しいバラを楽しむことができます。

メリット③ 病気の予防

剪定によって古い枝や病気の枝を取り除くことで、病気の発生を防ぐことができます。

また、枝間の通風が良くなることで湿度を下げ、病害虫の発生を抑えることができます。

メリット④ 形状の調整

剪定によってバラの成長する形状を調整することができます。

特に鉢植えの場合には、コンパクトに育てることで場所を取らずに済みます。

一方、剪定のデメリットは主に以下の通りです。

デメリット① 養分の消費過多

剪定を行うと、カットした箇所から養分が流出し、バラの株に負担を与えます。

特に弱った株や老株に対して深い剪定を行うと、その負担は大きくなります。

デメリット② 成長が遅れる

過度な剪定は、バラの成長を遅延させる可能性があります。

枝が少なくなると、養分を受け取る部分が減少し、バラ全体の成長が遅くなることがあります。

デメリット③ 病気の発生

剪定により生じた傷から病気が侵入する可能性があります。

特に剪定後のケアを怠ると病気のリスクが高まります。

以上のように、剪定にはバラの健康的な成長を促すメリットがありますが、一方でバラの株への負担や病気のリスクもあります。

バラの剪定ではメリットとデメリットをしっかり考慮しながら、適度な剪定を行うことが求められます。

バラの剪定に最適な時期はいつ?

バラの剪定に最適な時期は主に二つあり、それぞれの時期によって剪定する目的と効果が異なります。

一つ目は冬剪定で、これはバラが完全に休眠する冬季(関東以西の平地であれば12月下旬~2月頃)に行います。

寒さの厳しい高冷地や北国では冬季に枝が枯れ込むことがあるので、寒さが緩み始めた頃が適期となります。

剪定時期が早すぎたり遅すぎたりすると、樹液が動いているため、切り口から水分と共に養分が流出してしまい、結果として株の養分を大きくロスしてしまいますので、適期を守ることはとても重要です。

二つ目は夏剪定で、これは8月下旬から9月上旬に行います。

夏剪定により秋に向けて新たな花芽を作り出し、良い花付きを期待することができます。

冬のバラの剪定方法とは?

バラの冬剪定は、12月から2月にかけて行います。

つるバラの場合は寒すぎると枝が固くなるため、少し早めの12月に誘引と同時に行うのがおすすめです。

気温が下がる時期はバラの活動が鈍る為、大胆な剪定を行なっても剪定によるダメージを最小限に抑えることができます。

基本的には弱った枝や枯れた枝、細い枝を根元から切り落としますが、細い枝は残したほうがよい品種も一部あるため注意が必要です。

新しい枝(ベーサル・シュート)は、30~50cmの高さで剪定します。

また枝の切り方で花の咲き方が変わります。

枝を半分程度に切り落とすと、花の付きが多くなり開花が早まるため、早い時期から花を楽しみたい人におすすめです。

逆に深く切り込むと花の付きは少なく開花も遅めですが、大きめの花を咲かせます。

夏のバラの剪定方法とは?

夏剪定は8月下旬から9月上旬に行います。

弱った枝や不要な葉を取り除くことで、秋にきれいな花を咲かせられるようになります。

また風通しがよくなり、病害虫の発生の予防にもなるので、しっかりと行うことが大切です。

夏剪定は基本的に外側に付く「外芽」の上を切り落とします。

ハサミで枝先やつぼみ、花を丁寧に取り除き、株全体の2/3ほどの高さで枝を切りそろえ、丸い形になるよう整えましょう。

花芽が付かない「ブラインド」を起こして5cm以上伸びている枝は先端を、弱く細い枝や枯れた枝は根元から切り落とします。

黄色く変色した葉や枯れた葉は取り除きますが、夏剪定が終わった時点で葉がたくさん付いている状態に保つのがポイントです。

また大きく太い枝や2年以上前からある枝、前の年からある新しい枝は残して剪定しましょう。

剪定を行う際には清潔な刃先でないと病気を引き起こす可能性があるため、ハサミの消毒は必須です。

よく切れるハサミを使用し、切れ味が悪いものは砥石で手入れしておきましょう。

失敗しないバラの剪定方法とは?

葉を先に取り除く

株全体の姿が分かりやすくなるよう、残っている葉があれば摘み取ります。

多少葉があっても、全体の姿が判別できれば、ほかの作業と並行しながら取り除いてもOKです。

冬剪定では剪定後に葉を残すと翌年に病害虫を持ち越してしまうこともあるので、最終的には全ての葉を取り除きます。

枯れ枝を切る

茶色く枯れた枝をつけ根から切ります。

弱小枝を切る

開花の見込めない前年(12月に剪定する場合は当年)に伸びた細い枝(弱小枝)をつけ根から切ります。

弱小枝の目安としては、大輪品種では鉛筆の太さよりも細い枝、中輪品種は割りばしよりも細い枝、小輪品種は竹串よりも細い枝になります。

ただし、品種特性の差もあるので、その辺は考慮して判断します。

コンパクトな樹形になるよう切り詰める

鉢植えのバラは鉢の大きさとのバランスを考えると、なるべく小さくしたほうが見た目がよくなるので、思い切って前年度の剪定位置から10~15㎝ほど残して切り詰めます。

枝を切る際にはなるべく外芽で切ります。

バラは芽の向いている方向に新しい枝を伸ばすので、枝がそもそも横に張るように伸びる品種は、芽の向きをある程度考慮して剪定しないと、株が片寄った形になってしまうことがあります。

株元の掃除

剪定後の株に葉が残っている場合は摘み取ります。

また同時に株元の落ち葉などを掃除し、落とした枝や枯れ葉をすべて取り除きます。

株元の掃除は病害虫を翌年に持ち越さないためにとても重要な作業です。

寒肥

剪定後に与える肥料は、園芸店などで販売されている固形の有機肥料がおすすめです。

肥料を与える際は、株の周囲の土の上に置くだけでOK。

1鉢にどの程度の量を施すかは、肥料毎のパッケージの記載に従いましょう。

鉢植えの場合、与えすぎた肥料を取り除くことは困難なので、過剰の施肥には注意します。

バラの剪定に関する疑問まとめ

  • 一般的には冬季(12月から2月)がバラの剪定には最適だが、気候や品種により最適な剪定時期は異なるので注意が必要。
  • 新しい芽にダメージを与えず、きれいに切るためには、鋭利な剪定ハサミを使用する。また、病気や害虫の感染を防ぐために、使用するたびにアルコールなどで消毒すると良い。
  • 新しい枝が内側に向かって生えないよう、切断面が外側を向くように剪定を行うのがコツ。
  • 剪定後には、株元の落ち葉や枝を取り除くとともに肥料を与えると新しい芽の成長を助け、次の花期に備えられる。

今回はバラの剪定に関する疑問についてご紹介しました。皆様のバラの剪定の参考にしていただけると幸いです。

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