サンスベリアの葉はふにゃふにゃになったら復活しない?原因は季節によって違う?

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サンスベリアの葉はふにゃふにゃになったら復活しない?原因は季節によって違う?

サンスベリアの葉や根がふにゃふにゃ・ぶよぶよになってしまった場合には、残念ながら復活することはありません。

葉がふにゃふにゃになるという現象は、細胞レベルでダメージが及んでいるサインです。

サンスベリアは多肉植物の仲間で葉の中に多くの水分を含んでいます。

そのため、寒さによって葉の中の水分が冷え、葉の細胞がダメージを受けることによってふにゃふにゃになってしまいます。

一度ダメージを受けてしまった細胞が復活することはありませんので、そのまま放置してしまうと全ての株がダメになってしまいます。

ただし、ふにゃふにゃになった部分とまだ健康な部分が混在しているケースも多くあります。

そうした場合には、傷んだ箇所を早めに取り除き、元気な部分を生かすことで株を存続させることが可能です。

諦める前にまずは状態をしっかり確認することが大切です。

ふにゃふにゃになる原因は「根腐れ」か「寒さ」かを見極める

サンスベリアがふにゃふにゃになってしまう原因の多くは、寒さと根腐れです。

この二つは原因も症状の出方も異なるため、どちらが原因なのかを見極めることが、適切な対処への第一歩になります。

寒さでふにゃふにゃになる時には、はじめに葉の色が色褪せてきます。

元気な時は鮮やかな緑色をしていたサンスベリアの葉が徐々に色褪せて黄色くなってきたら低温により光合成障害を起こしているサインでもあります。

一方で、根腐れによって葉がふにゃふにゃになる時には、寒さとは違い、根元付近から痛みが広がっていきます。

よってサンスベリアのどの場所から悪化しているのかによって、ある程度原因を探すことができます。

葉の上部から全体的に色が変わってきたら寒さによるダメージを疑い、葉の根元付近が柔らかくなってきたら根腐れを疑うという視点で観察してみましょう。

冬に起こりやすい寒さによるダメージ

サンスベリアはアフリカや東南アジアなどの乾燥地原産の多肉植物ですので、日本の冬を乗り切れる耐寒性を持ち合わせていません。

そのため、気温が10度を下回るようになると寒さによって枯れてしまうことがあります。

特に5度以下の寒さに晒され続けると葉がふにゃふにゃと傷みやすいです。

室内に置いているから安心と思っていても窓際の冷気や暖房の届かない部屋の隅では、気づかないうちに低温にさらされているケースがあります。

そのような理由から冬場はとりわけ置き場所に注意が必要です。

冬は室内の暖かい場所に移動させることが大切です。

寒さによるダメージを避けるため、冬場は水やりを控えめにしましょう。

また、気温がおよそ10℃を下回ると成長を止めて「休眠期」に入りますので、休眠中のサンスベリアは、ほとんど水を吸収しません。

その状態で暖かい季節と同じように水を与えてしまうと土が常に湿ったままになり、根が呼吸できずに腐ってしまうのです。

冬に寒さでダメージを受けた株は、葉がふにゃふにゃになっていても根がまだしっかりしていることがあります。

根がしっかりしている場合には、根元付近の小さな株や大きな株でも中心付近の葉などは、まだしっかりしていることもあります。

そのような部分だけカットして残すようにしましょう。

夏から秋にかけて起こりやすい根腐れによるダメージ

根腐れは一年を通じて起こり得ますが、特に気温が高く水やりの頻度が上がりがちな夏場から、水やりの調整を誤りやすい秋口にかけて発生しやすいトラブルです。

根腐れとは、根が過剰な水分によって酸欠状態になり、腐敗してしまう現象です。

サンスベリアはアフリカ原産の乾燥地帯の植物であり、少ない水でも生育する性質を持っています。

そのため、水のやりすぎや排水性の悪い土を使用すると根が過湿状態となり根腐れを起こしやすくなります。

根腐れが進行すると根から水や栄養を吸収できなくなり、その影響が葉にも現れます。

根腐れが疑われるときは、土の状態もあわせて確認してみてください。

土が乾かない状態が長く続くと傷んでいた根の先端は枯死して腐ります。

異臭は腐った根が原因で、生ものが腐ったような臭い(腐敗臭)です。

土の中でカビの菌が増えて、カビ臭くなることもあります。

こうした臭いに気づいた段階で、すでに根腐れはかなり進行していると考えてよいでしょう。

一度腐った根は元に戻ることはなく、徐々に太い根へと広がりながら、周囲の有機質に悪影響を与えます。

結果的に土全体の環境が悪化して根腐れの進行が早まるので注意してください。

根腐れ以外の原因でふにゃふにゃになることもある

根腐れや寒さ以外にも葉が柔らかくなる原因はいくつかあります。

次に考えられるのは「水不足」です。

サンスベリアは乾燥に強い植物ですが、長期間にわたって水やりを怠ると葉に蓄えた水分が枯渇します。

葉の表面に縦ジワが寄ったり、張りがなくなって垂れ下がったりするのは、水不足のサインである可能性が高いでしょう。

日照不足や乾燥が原因の場合、「葉がふにゃふにゃになる」というよりは、「葉がシワシワになって直立できなくなる(広がる、倒れる)」ことが多いです。

この場合、根腐れとは違い、復活の余地が十分にあります。

また、長期間植え替えをしていないと根が鉢内で詰まり、水分や栄養がうまく吸収できなくなり、葉がふにゃふにゃになることがあります。

2年以上植え替えていない場合は要注意です。

傷んだ葉はどうすべきか

葉に触れて、水分が滲み出ていたり、ぶよぶよと腐っているようなら切り取るべきです。

腐敗した部分を残しておくとそこからさらに腐敗が拡がる恐れがあるためです。

根腐れが進行していると判断できる場合には、健康な葉を使った葉挿しが有効な手段になります。

サンスベリアは非常に生育力が旺盛な観葉植物なので、カットした10cm程度の葉からでも発根して新しい苗を作ることが可能なのです。

一部分でも元気な葉がある時は、ぜひ葉挿しを行ってみてください。

葉挿しは難しそうに見えますが、健康な葉を清潔な用土に挿すだけで数ヶ月後には発根してくることも多く、初心者でも取り組みやすい方法です。

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