もらった胡蝶蘭の植え替えに挑戦!必要な材料や上手な植え替え方法

2022年10月25日

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胡蝶蘭の植え替え

もらった胡蝶蘭の植え替えをしたい。

胡蝶蘭の植え替えは初心者でも簡単?

胡蝶蘭の植え替えに必要なものや材料は?

胡蝶蘭の植え替え時は根を乾かす?

胡蝶蘭の植え替えのやり方は?

こんな胡蝶蘭の植え替えに関する疑問についてご紹介いたします。

胡蝶蘭の植え替えは初心者でも簡単?

胡蝶蘭の植え替えは初心者でも簡単に行えるのでしょうか?

その答えは、要点を踏まえ正しい方法で植え替えを行えば、初心者にも簡単にできます。

植え替を行うときに気を付けるべき要点は次の通りです。

  • 4月~6月に植え替える
  • 根を傷つけないように丁寧に取り扱う
  • 葉、根を切るはさみは使うごとに消毒する
  • 植え込み材は種類を変えずに同じものを選ぶ
  • それぞれの植え込み材の特性に合った鉢を使用する 
  • 植え替え後は1~2週間、水やりをしない

植え替えを行うタイミングは、気温が下がる寒い冬を避けた方が賢明です。

ただ、株が病気になったり根腐れしたりした時は例外なので、すぐに植え替えが必要となります。

株の健康を保ちきれいな花を咲かせるために、初心者は以上の点を踏まえ慎重に植え替えを行いましょう。

胡蝶蘭の植え替えに必要なものや材料は?

どんな園芸用品や材料が胡蝶蘭の植え替えには必要なのでしょうか?

それは次の通りです。

  • はさみ
  • ライター
  • 植え込み材

それでは順番にひとつずつご説明いたします。

はさみ

切れ味が悪いと株を傷つける可能性があるので、園芸用のはさみを選ぶと良いです。

ライター

ライターは、はさみの刃先を炙って消毒するときに必要です。

植え替え時に花芽、葉、根をカットする際には、その都度ライターではさみを消毒して、ウイルスが切り口から入らないように注意してください。

植え込み材

植え込み材の中で一般的なものは、水苔とバークです。

水苔は保水性が高く乾きにくいのに対し、バークは排水性が高く乾きやすいという特徴があります。

まずは、もらった胡蝶蘭の鉢の中にどんな植え込み材が使われているか、確認をしましょう。

できるだけ環境を変えずに同じ種類の植え込み材を選ぶことが適切です。

鉢のサイズは4~5号を選びましょう。

用意する鉢の数は、1株ごとに分けて植え替える必要があるので株の数だけ必要です。

鉢の種類は植え替え前にどの植え込み材を使用していたかで決まります。

植え込み材が水苔ならば通気性の良い素焼きの鉢をバークならば水分が蒸発しにくいビニール製またはプラスチック製の鉢を選びましょう。

園芸用品や材料は以上のことを考えながら準備してください。

胡蝶蘭の植え替え時は根を乾かす?

胡蝶蘭の植え替えをするときには根を乾かした方が良いのでしょうか?

結論から申し上げると、植え替えは株への負担が大きいため、植え替え時に根を乾かすと良いとされています。

植え替え時に不要な根を切ることで、株が病気になりやすい弱った状態になるからです。

具体的にどんな方法で乾かすかというと、植え替え後に1~2週間水やりを中止します。

水やりを中止することで、発根が促進され、新しい根が伸びて水が吸いやすくなり、株が元気な状態へ戻っていくのです。

その点も含め、胡蝶蘭の植え替えのやり方を一連の流れでご紹介いたします。

胡蝶蘭の植え替えのやり方は?

もらった胡蝶蘭をどう植え替えれば良いのか?

はじめてで分からない方も多いと思うので、植え替え方法について、順番にご説明していきます。

①元気のない葉をカットする

元気のない黄色の葉はカットしますが、切り口から「軟腐病」にかかることがあるため、ハイターを塗って手当てをしておくと安心です。

②鉢から株を取り出し、根から植え込み材を丁寧に外す

根が鉢や植え込み材に張り付いていたら丁寧に取り外していきましょう。

植え替え前に根にしっかりと水を吸収させておくと作業がしやすいです。

④不要な根をカットする

不要な根を見分ける目安として、健康な根はみずみずしく薄緑色やクリーム色であるのに対し、病気や腐敗した根はぶよぶよで黒かったり異臭がすることを覚えておきましょう。

⑤それぞれの植え込み材に適した方法で植え込む

ここからは水苔とバークの植替え方法を別々にご説明します。

水苔

あらかじめ水につけておいた水苔を根に巻き付きていきます。

巻き付ける量は植え付ける鉢に入れたら隙間がなく、株が抜けないくらい多めが良いです。

バーク

鉢にひとつかみのバークを入れて、中央に株を置いたらそのまわりにバークを敷き詰めます。

株が倒れない程度に鉢上から2cmくらいの位置まで敷き詰めましょう。

植え替え後は株の負担を軽減させるために、直射日光の当たらないカーテン越しの暖かい場所に置いて、休ませておくのが良いです。

前述の通り水やりは1、2週間行わず、肥料を与えるのは植え替えから1か月経った頃が良いでしょう。

以上の方法を参考に植え替えをしてみてくださいね。

胡蝶蘭の植え替え方法まとめ

  • 植え替えは要点を踏まえ正しく行えば、初心者にも簡単
  • 植え替えに必要な園芸用品や材料は、はさみ(園芸用)、ライター、植え込み材、鉢
  • 植え替え時は病気の予防や発根を促進するために根を乾かす
  • 植え替え方法は植え込み材の種類によって異なる

今回はもらった胡蝶蘭の植え替えに関する疑問についてご紹介しました。皆様の胡蝶蘭の植え替えの参考にしていただけると幸いです。

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