胡蝶蘭の植え替えに失敗!?根腐れする理由と植え替え後の水やり

胡蝶蘭の植え替えに失敗?

胡蝶蘭は植え替えに失敗しやすい?

胡蝶蘭が植え替え後に根腐れする理由は?

胡蝶蘭の根腐れは復活する?

胡蝶蘭の植え替え後の水やりや肥料の与え方は?

こんな胡蝶蘭の植え替えの失敗・根腐れに関する疑問についてご紹介いたします。

胡蝶蘭は植え替えに失敗しやすい?

胡蝶蘭は植え替えに失敗しやすい花と言われています。

植え替えに失敗する主な理由は根腐れです。

根腐れが起きると根から上手く水を吸い上げられなくなってしまい、葉や花全体に水が行き渡らなくなってしまいます。

なぜ胡蝶蘭は根腐れを起こしやすいのでしょうか?

そこには胡蝶蘭の生育環境が関係しています。

日本で見られる胡蝶蘭は観賞用として品種改良されているものが大半を占めていますが、原種は熱帯雨林に生息する着生植物です。

つまり、土の中に根を張って水を得るのではなく、他の植物に絡みついて、空気中の水分から水を得る特性があります。

胡蝶蘭の特性を知らずして、養分たっぷりの培養土に植えてしまったり、たっぷり水やりをしてしまったりする為、根腐れを起こして失敗することが多いのです。

胡蝶蘭が植え替え後に根腐れする理由

なぜ、胡蝶蘭は植え替え後に根腐れしてしまうのでしょう。

植え替え後の胡蝶蘭が根腐れする理由は、新しい環境に慣れる時間が足りないからです。

植え替え後に根腐れしてしまう原因は主に3つあります。

  • 水やりが早すぎる
  • 肥料を与えるのが早すぎる
  • 植え替え時期が適していない

それぞれについて具体的にご紹介いたします。

植え替え後の水やりが早すぎる

胡蝶蘭の植え替えにおいて最も多い間違いが水やりのタイミングです。

一般的に花の植え替えをした際には植え替えた直後にたっぷりと水を与えます。

胡蝶蘭の場合は、根が吸水を始める前に水を与えると植え込み材が濡れたままの状態が続き、根腐れを起こしてしまうのです。

植え替え後に肥料を与えるのが早すぎる

植え替え直後の胡蝶蘭に肥料を与えると根に負荷がかかってしまい、逆効果になります。

胡蝶蘭は元々あまり栄養分がない環境でも生育できる花なので、肥料を与えすぎないように注意します。

植え替え自体が花にとって大きなストレスですから、根をしっかりと張って、吸水できるようになるまで少し待ちましょう。

植え替え時期が適していない

胡蝶蘭を植え替える時期は4~6月もしくは、7~9月が最適です。

育てている胡蝶蘭が花を咲かせる時期によって植え替えに適した時期も変わってきます。

ポイントは花に養分を取られず、かつ暖かい時期を選ぶことです。

植え替えは胡蝶蘭にとって非常に体力を使う作業なので、頻繁な植え替えは避けます。

基本的には2、3年に1度で十分です。

どちらも最適なタイミングという考え方ですので、葉の変色やシワなどの兆候が見られる時は時期を問わず、すぐに植え替えた方が良いでしょう。

胡蝶蘭の根腐れは復活する?

根腐れした胡蝶蘭は植え替えることで復活させる事ができます。

まだ葉にシワが寄った程度の初期段階であれば、一部の根だけが根腐れした状態なので、風通しの良い場所で一旦水やりを控えるだけで復活するでしょう。

しかし、花が枯れた、或いは咲かなくなった場合は根腐れしてしまっている証拠なので、植え替えが必要です。

初めてでも植え替えを失敗しないためにはしっかりした準備も大切です。

  • 植え替えに必要な道具
  • 植え替えの手順

それぞれ詳しくご紹介いたします。

植え替えに必要な道具

植え替えに必要な道具はたくさん必要ありません。

育てる環境によってどれを選ぶかがポイントです。

  • ハサミ
  • 植え込み材

の3点です。

ハサミは園芸用のステンレス製剪定ハサミが最適です。

また、刃先は雑菌が繁殖しやすいので、ライターで炙るか熱湯で消毒してから使います。

胡蝶蘭の植え込み材は水苔かバークです。

水苔は水分をたくさん含むことができるので、胡蝶蘭を湿度が低い場所で育てる場合におすすめです。

逆に湿度が高い場所だと胡蝶蘭が水苔から吸水するまでに水苔がカビたり腐ったりしてしまいますので不向きと言えます。

バークは水はけが良いため、湿度が高い場所、あるいは屋外で胡蝶蘭を育てる場合におすすめです。

さらに植え込み材の種類と鉢の種類には相性があります。

水苔を選ぶ場合、鉢は水はけの良い素焼きの鉢が適しています。

水苔の水分を蓄える性質を最大限に活かしつつも、通気性を保ってカビを防ぎます。

バークを選ぶ場合、ある程度水分を保つプラスチック鉢がおすすめです。

逆に、バークで素焼きの鉢を使うと水はけが良過ぎて水分量が不足してしまいます。

植え替えの手順

植え替えの手順自体は至ってシンプルです。

ここでは、通常の植え替え方法と根が全然ない時のメネデールを使用した植え替え方法についてご紹介いたします。

どの胡蝶蘭もまずは通常の植え替えをするつもりで始めて良いでしょう。

植え替えは5つの手順で行います。

  • 花が終わった胡蝶蘭の株を鉢からはずす
  • 古い植え込み材を全て取り除く
  • 古い根、(特に変色している根)を切る
  • 新しい植込み材に植え込みをする
  • 直射日光を避け、風通しの良い暖かい場所で1~2週間ほど様子を見る

水苔の場合、十分吸水させておいた水苔を根の間に巻いていく感覚で植え込みます。

バークの場合、根を傷つけないように注意しながら根と根の間に入れていく感覚で植え込みます。

植え替えをする環境は手元が見やすく、清潔な場所が好ましいでしょう。

植え替え時に根が少ないと感じた場合は、メネデールを使って新しい根を出す手助けをします。

根を一度乾燥させ、150倍に薄めたメネデール液に1時間ほど根を浸します。

その後、通常の植え替え方法と同じように植え替えを行います。

植え替えに失敗しないためには、根が上手く定着するように準備をしてあげることがポイントです。

植え替えが成功すれば根腐れした胡蝶蘭も復活するでしょう。

胡蝶蘭の植え替え後の水やりや肥料の与え方

水やりは植え替えをしてから1、2週間経った頃にコップ1杯ほどの水を与えます。

水受けに水が落ちてしまいますが、水苔やバークには十分の水分が含まれますので、心配ありません。

植え替え直後はまだ根も安定せず脆弱な状態です。

根がしっかりと吸水できる前に水を与えると鉢の中に水分が溜まり、根腐れの原因となってしまいます。

植え替え後も水分過多には注意します。

胡蝶蘭は水分を備蓄できる植物なので、日頃からあまり頻繁に水やりをしない方が良いです。

目安としては1週間に1度程度で、植え込み材が乾いていたら水を与えます。

環境に慣れ、十分に根の機能を使えるようになってから水を与えるイメージです。

肥料は胡蝶蘭の植え替え後、1ヶ月程様子を見てから肥料与えます。

直ぐに肥料を与えると逆に弱ってしまいます。

胡蝶蘭の肥料は弱った胡蝶蘭を助ける役目ではなく、元気な胡蝶蘭の茎の成長を後押しするものです。

よって植え替え後は根がしっかり活動を始める成長期に肥料を与えることがポイントです。

胡蝶蘭の植え替え失敗・根腐れまとめ

  • 胡蝶蘭の植え替えは水の与えすぎで失敗しやすい
  • 胡蝶蘭が植え替え後に根腐れする理由は水や肥料を与えるタイミングが間違っている事が多い
  • 根腐れした胡蝶蘭は適切な植え替えをする事で復活する可能性が高くなる
  • 植え替えの際は消毒したハサミと環境に適する植え込み材・鉢を使う
  • 植え替え時は根をよく観察し、必要ならメネデールで新しい根を増やす

今回は胡蝶蘭の植え替え失敗に関する疑問についてご紹介しました。皆様の胡蝶蘭の植え替えの参考にしていただけると幸いです。

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