どれを選べばいい?初心者におすすめの丈夫なあじさいはどの品種?

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どれを選べばいい?初心者におすすめの丈夫なあじさいはどの品種?

あじさいをはじめて育てようとするとき、ホームセンターや花屋の棚にずらりと並ぶ品種の多さに圧倒されることがあります。

園芸用に品種改良が盛んに行われ、すべて合わせると2000品種以上もあるといわれているあじさいですから、それも無理のないことです。

ここでは、初心者でも失敗しにくい、丈夫な品種の選び方と具体的なおすすめをご紹介します。

品種選びで最初に意識したいこと

初心者がつまずきやすい原因のひとつが「剪定のミス」です。

あじさいには、前年に伸びた枝に花芽をつける「旧枝咲き」と、春に伸びた新しい枝に花芽をつける「新枝咲き」の2タイプがあります。

旧枝咲きのアジサイは、翌年の花芽が夏の終わりの時期に形成されるので、間違った時期に剪定をしてしまうと花芽を切ってしまい翌年花を楽しめなくなることがあります。

一方、新枝咲きのアジサイは剪定がとても簡単なので、時期の限度さえ守れば毎年開花します。

このようなことから、初心者の方が最初に育てるアジサイとしておすすめの花木です。

つまり、剪定にまだ自信がないという方は、最初から新枝咲きの品種を選ぶのが無難です。

新枝咲きで初心者向けの代表「アナベル」と「ノリウツギ」

新枝咲きの代表格がアナベル(アメリカあじさい)とノリウツギです。

アナベルやノリウツギは土壌pHがアルカリ性でも酸性でも花色が変わらないタイプで、pHを気にせずに本来の花色を毎年楽しめるのが魅力です。

多くの品種は土の酸度によって花色が青やピンクに変わるため、色を安定させるのに苦労しますが、この2種はその心配がありません。

アナベルは、純白の大きな手まり状の花が特徴で、晩秋まで楽しむことができ、一番花が咲き終わった7月と二番花が咲き終わった10月に剪定をすると三番花を霜が降りる頃まで楽しむことができます。

花後から翌春までの間に剪定すればよいので、タイミングをそれほど気にしなくてよいのが大きなメリットです。

ノリウツギは別名ピラミッドアジサイとも呼ばれる、アジサイ科の落葉低木です。

晩秋まで秋色に変化していく様をゆっくりと楽しむことができ、アナベル同様、初めてアジサイを育てる方におすすめしたい花木です。

また育てやすく、前年の夏からではなく冬越しした春に花芽を付け同年の夏に開花するため、冬でも剪定ができてガーデニングで管理しやすい種でもあります。

人気品種の「ライムライト」は淡いグリーンがかった花色が涼しげで、庭植えにしても鉢植えにしても見栄えがします。

日本の気候にもっともなじむ「ヤマアジサイ」

旧枝咲きではありますが、日本の山野に昔から自生してきたヤマアジサイも初心者に向いています。

西洋アジサイより小ぶりですが、丈夫で初心者にも育てやすいのが特長。

他の品種よりも乾燥に強いため、日向にあたる場所でも育てることができます。

また日本原産の種であることから日本の気候によくなじんで耐寒性・耐暑性も高く、直射日光さえ避ければ置き場所もあまり選びません。鉢植えで小さく育てることもできて育てやすい品種です。

花姿が素朴で清楚な雰囲気が魅力で、自生しているだけあって日本の風土によく合っているので大変育てやすいです。

花が小ぶりなことから、鉢植えでもよく流通しています。

ベランダや小さな庭でも管理しやすく、和の雰囲気を好む方にも人気があります。

剪定を気にせず楽しみたいなら「ガクアジサイ」系の新品種

たくさんの枝芽から花を咲かせる「ラグランジア ブライダルシャワー」や新旧両咲きの「アジサイ レッツダンス」「アジサイ サマーメドレー」など、剪定の失敗を心配する必要がないアジサイも登場しています。

こうした新旧両咲きタイプは、旧枝にも新枝にも花芽をつけるため、多少剪定の時期がずれても翌年に花が咲かなくなるリスクが低く、初心者にとって非常に助かる存在です。

育てる場所で選ぶという視点

品種の丈夫さと同時に、育てる環境に合わせた選び方も大切です。

カシワバアジサイは一枚一枚が大人の手より大きな葉っぱなので、鉢植えで育てるとアンバランスになりがちで、地植えで育てるのが向いています。

一方、ヤマアジサイやアナベルは鉢植えでも十分に楽しめます。庭の広さやベランダしかない環境かどうかによって、最初から向き・不向きが変わってくるので、購入前に置き場所を想定しておくと失敗が減ります。

一度植えたら何年も楽しめるアジサイは、育てる場所や花色、育てやすさなどを考えて品種を選ぶのがポイントです。

どれを選ぶか迷ったときは、まずアナベルかノリウツギのどちらかを手にとってみるのが、もっとも失敗の少ない入門の一歩といえるでしょう。

剪定のルールを覚えながら育てていくうちに、徐々に他の品種へ挑戦する楽しさも広がっていきます。

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