突然しおれてしまった?あじさいが枯れる原因と復活法は?

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突然しおれてしまった?あじさいが枯れる原因と復活法は?

梅雨の季節になると青や紫、ピンクといった色とりどりの花を咲かせるあじさい。

庭先や玄関に飾られていることも多く、母の日の贈り物としても親しまれている花です。

ところが、ついさっきまで元気だったのに気づいたら花も葉もぐったりとしおれている。

そんな経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。

そんなあじさいの突然のしおれは、原因さえ正確につかめれば、多くの場合は復活させることができます。

水切れが最大の原因

あじさいが枯れる原因の多くは水切れです。

あじさいは水分を多く欲しがる上に根が乾燥に弱い性質があるため、水切れを起こして放っておくと枯れてしまうことがよくあります。

あじさいは大きな花や葉をつけるため、他の植物以上にたくさんの水分を必要とします。

特に花が咲いている期間は、驚くほどの勢いで水を吸います。

そのような理由から、自分では水を十分にあげているつもりでも、あじさいにとってはまったく足りていないということがよくあります。

また、鉢のサイズにも注意が必要です。

母の日の鉢植えなどは「鉢が小さい方が花が大きく立派に見える」という見栄えの良さから、小さな鉢で無理に開花させている場合が多く、もらった時点ですでに鉢の中は根がびっしりという状態であることも珍しくありません。

さらに日当たりのよい場所に置いている鉢では、朝晩水やりをしていても蒸発してしまうことが多く、鉢に根が回りきっているとさらに水不足になってしまいます。

暑い時期は早朝だけの水やりでは、日差しが最も強い時間帯に水切れを起こしやすいため注意が必要です。

根腐れと根詰まり逆の問題でも結果は同じ

いくらあじさいが水を多く必要とすると言っても水のやりすぎもあじさいをしおれさせる大きな原因のひとつです。

受け皿に水を貯めたままにしていたり、少量の水をこまめにやりすぎて土が常に濡れた状態になると根が呼吸できずに窒息し、根腐れを起こしてしまいます。

根腐れが進むと根が傷んで水や養分の吸い上げができなくなり、その結果しおれたり枯れたりします。

根腐れと水切れは見た目がよく似ていて、判断しづらいものです。

根腐れの場合は、水を十分にあげているにもかかわらず花や葉がしおれ、茶色く縮れたり、葉が黄色くなったり、ポロポロと落葉することが多いです。

一方、根詰まりも見逃せない原因です。

あじさいは根の生育が非常に早く、鉢植えの場合は植え替えをしないと根が鉢いっぱいに伸びてしまいます。

根がびっしりと張ってしまうと徐々に水分や養分が吸い取れなくなり、次第に元気がなくなって最終的には枯れてしまうこともあります。

水をやっても土の中になかなか染み込んでいかないようなら、根詰まりを疑ってみてください。

直射日光と置き場所の問題

あじさいは日が当たりすぎると弱ってしまうことがあります。

成長のために適度な日光は必要ですが、真夏の直射日光のような強い日差しにさらされると、乾燥の原因にもなり葉が焼けてしまいます。

特に西日は苦手で、庭植えの場合はすだれなどで西日を遮ること、鉢植えの場合は半日陰で西日が当たりにくい場所に移動することが大切です。

水切れの場合の復活方法

原因が水切れであれば、早めに対処すれば復活の見込みは十分あります。

まずは鉢の底から水が溢れるくらいたっぷりと水をやって様子を見ましょう。

それでも回復しないほどひどくしおれてしまっている場合は、バケツに水を張って鉢ごとつけると復活できるケースがあります。

バケツには半分ほど水を張り、あじさいを植木鉢ごとそのままつけます。そのまま3時間から半日ほどそのままにしておきましょう。

ただし、長くても半日から一晩以内にとどめてください。

それ以上になると今度は根が呼吸できず根腐れの原因になってしまいます。

根腐れや根詰まりへの対処

根腐れが疑われる場合は、まず鉢から株を取り出して根の状態を確認します。

根腐れが進んでいる場合は、枯れている根をきれいに取り除き、新しい清潔な用土に植え替えます。

植え替え直後は元肥や過湿は厳禁で、水を吸えない状態の根に肥料を与えると浸透圧で新しい根までダメージを受けます。

新しい土に植えたら一度だけ水をやり、新芽が動くまでは水やりを控えめにしましょう。

復活中に気をつけること

弱ったあじさいを回復させる過程でも、いくつか守るべきポイントがあります。

日向に置いているあじさいが枯れてきたら、まずは直射日光がほとんど当たらない場所に移動させます。

午前中だけ日が当たる半日陰か、明るい日陰に置くのがベストです。

また、養生している間は肥料を与えてはいけません。

根がうまく機能していない可能性があり、地上部がそれほど茂っていないため、土に残っている養分だけでも十分です。

地上部の葉が落ちてなくなってしまった株でも、根がまだ生きていれば復活することがあります。

一見枯れているように見えても時間をかけて復活することもあるため、諦めずにしばらく様子を見ることが大切です。

復活してすぐはまだ本調子ではないので、引き続き養生させながら枝葉をしっかり育ててから、徐々に通常の管理に戻していきましょう。

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