いつ何をあげるべき?あじさいの花を大きく育てる肥料のコツは?

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いつ何をあげるべき?あじさいの花を大きく育てる肥料のコツは?

あじさいは肥料をそれほど多く必要とする植物ではありませんが、まったく肥料を与えずに育てると年々花数が減ってきたり、夏越しや冬越しができずに枯れてしまうこともあります。

そのため、適切なタイミングで適切な肥料を与えることが、花を大きく美しく咲かせるための基本といえます。

肥料を与える時期

基本的な肥料のやり方は、冬に春から夏にかけてしっかりと花を咲かせるために「寒肥」を施し、開花直後に翌年の花芽を育てるための追肥(お礼肥)を与えることです。

この年2回の施肥がもっとも重要な柱となります。

寒肥は生育が始まる前の2月頃に与えるのが目安です。

この時期に肥料を与えておくことで、春に芽吹きが始まってから花芽の形成に必要な栄養分がゆっくりと根に供給されていきます。

土の中でじっくりと分解されながら効果が続く緩効性肥料や有機肥料が寒肥には向いています。

お礼肥は、開花が終わった直後に翌年の花芽を育てるために施します。

花を咲かせることで株はかなりの体力を消耗しているため、このタイミングで栄養を補給してあげることが、翌年の花付きに大きく影響してきます。

さらに積極的に育てたい場合は、3〜5月の新芽の展開を促すため、液体肥料を10日に1回のペースで追肥として与えるとより美しく健康的に育てることができます。

特に鉢植えの場合は土の量が限られているため、こまめに液肥を補給してあげると効果的です。

肥料の種類と選び方

肥料を選ぶ際には、チッソ(N)・リン酸(P)・カリ(K)という三大要素のバランスに注目することが大切です。

あじさいの肥料はリン酸が多めのN:4・P:6・K:2、もしくはN:7・P:14・K:8といった「山型」と呼ばれる配合タイプを使うとよいとされています。

リン酸は花や実のつきをよくする栄養素で、花を大きく豊かに咲かせるためには欠かせない成分です。

有機肥料を選ぶなら、植えて間もない2〜3年目の若い株には発酵油かすの有機肥料を選び、4年目以降は油かすと骨粉を混合した有機質肥料がおすすめです。

油かすは窒素が主成分で葉や茎を育て、骨粉はリン酸を多く含むため花付きをよくします。

鉢植えでベランダなどで育てている場合は、有機肥料は臭いや虫が気になることがあるため、緩効性化成肥料のほうが扱いやすいでしょう。

寒肥には効果がゆっくりと長続きする緩効性の肥料を選び、お礼肥には効果がすぐに出る速効性の液肥を使い分けるとあじさいがより元気に育ちます。

施肥の方法

寒肥を地植えで与える場合は、株の周りに4か所ほど浅く穴を掘り、そこに有機質肥料や緩効性肥料を施します。

花後の追肥は株元に固形肥料を置くか、粒状の肥料をまわりにまいておきます。

根に直接肥料が触れると肥料焼けを起こすことがあるため、少し離した位置に施すのがポイントです。

肥料の与えすぎに注意

あじさいへの肥料は、与えれば与えるだけよいというわけではありません。

肥料をやらずに栄養分が足りなくなると植物全体の元気がなくなり、生育が悪くなったり、花数が減ったり、葉の色が悪くなって光合成がうまく行えなくなり、病気にもかかりやすくなります。

しかし逆に窒素分が多すぎると葉ばかりが茂って花が咲きにくくなることもあります。

規定量を守り、株の状態をよく観察しながら施肥することが大切です。

葉の色が薄くなってきたり、茎の生長が明らかに鈍っているような場合は、速効性のある液体肥料を少量追肥して様子を見るようにしましょう。

株の状態を見ながら柔軟に対応することが、あじさいを大きく元気に育てるうえでの大切な心がけです。

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