ガジュマルを早く大きくしたい時の育て方のコツとは?

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ガジュマルを早く大きくしたい時の育て方のコツとは?

ガジュマルは沖縄や屋久島、東南アジアなどの熱帯・亜熱帯に自生する常緑高木で、自然環境では樹高が20メートルを超えることもある植物です。

独特の気根とぽってりとした幹の形が人気を集め、観葉植物として広く親しまれていますが、「なかなか大きくならない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ガジュマルをより早く、より大きく育てるには、植物の生態に合った環境を整えることが何より重要です。

日当たりと置き場所の整え方

ガジュマルは日当たりを好む植物なので、樹体を作る上では多くの太陽の光が必須といえます。

室内で育てる場合は、できるだけ明るい窓際に置くことが基本ですが、5〜8月だけはレースカーテンなどをひいて遮光してあげると葉焼け防止になります。

成長をより促したいなら、暖かい季節だけでも屋外に出すことを積極的に検討してみてください。

ガジュマルは日向で育てた方がよく伸びるのですが、室内で育てることも可能です。

寒さには弱いので、最低気温が5℃を下回る期間は室内栽培し、春〜秋にかけて屋外栽培した方がより大きく育ちやすくなります。

また、エアコンの風が直接当たる場所に置くと葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所で管理してください。

日当たりだけに気を取られて置き場所を決めてしまうとこうした見落としで成長を妨げることになりますので注意が必要です。

温度と湿度の管理

熱帯地域で育つガジュマルは、温暖で湿潤な環境を好みます。

寒い場所が苦手なのでできるだけ気温は25℃以上、湿度は高め(出来れば80%以上)にしましょう。

乾燥が気になる時は霧吹きなどで葉水して湿度を保ち、気根が育ちやすい環境をキープしてください。

屋内の場合、朝晩に霧吹きで株全体が濡れるようにミスティングすると良いでしょう。

特に冬の屋内管理は部屋が乾燥しがちなので、加湿器を使用するか、1日に1〜2回、葉や幹に霧吹きをしましょう。

ただし、寒い時期に土を濡らしてしまうのは根腐れの原因になってしまいますので、あくまでも湿度を保つためのミスティング程度にとどめておきましょう。

葉水はハダニなどの害虫予防にもなるので、習慣的に続けることをおすすめします。

土選びと水やりのポイント

土栽培の場合は観葉植物用の土を使用し、水はけの良い環境を整えることで、根がしっかりと張り、健康的な成長を促すことができます。

自分でブレンドする場合は、鹿沼土や赤玉土をブレンドするか、市販の土を購入しましょう。

ガジュマルは5月〜7月が生育旺盛になりますので、水やりは表面が乾いたらたっぷり与えましょう。

一方、秋から冬にかけては成長が鈍化するため、手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後に水をあげるようにしてください。

水の与えすぎは根腐れを招くため、季節ごとの調整が不可欠です。

肥料の与え方

ガジュマルは肥料を与えなくても枯れてしまうことはありませんが、より強くしたい場合は春〜秋に緩効性肥料を与えると成長が促進されます。

大きくすることを目標にするなら、肥料をきちんと与えることが欠かせません。

肥料は気温が上がる4月頃に与えます。

ゆっくり肥効が長持ちする緩効性肥料の置き肥を使うと手間も軽減されるうえ肥料切れも起こしにくいのでおすすめです。

三要素等量の緩効性化成肥料を5月から10月に規定量施してください。

大きくしたくない場合は、肥料は半分程度の量でもよいでしょう。

大きく育てたい場合は逆に言えば、規定量をしっかり守って与え続けることが大切です。

さらに肥料とは別に活力剤を与えると根がよく張って太く育ちます。

なんだかひょろひょろしているというときは肥料と併用してみてください。

活力剤とは肥料で補えない成分を与えるものであって、肥料の代わりにはならないので注意が必要です。

適切なタイミングでの植え替え

根詰まりしていると水分や養分が吸収できなくなってしまうばかりか、根腐れを起こす原因にもなります。

根が成長できないとガジュマルの株もそれ以上大きく成長できないので、根詰まりしているようであれば早めに一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。

植え替えは最低でも2〜3年に1回は必要です。

鉢底から根が出てきたり、土の乾きが遅くなってきたりした場合は、根詰まりのサインなので、早めの植え替えを検討しましょう。

植え替えの際は、一回り大きい鉢を用意し、観葉植物用の新しい土で植え直します。

この時、古い土は可能な限り落とし、黒くなった根があれば切り除きます。

植え替えのタイミングは成長期である5〜9月に行うのが最適です。

この時期は根の活性が高く、新しい環境にも適応しやすくなっています。

植え替え後はしばらく直射日光を避けた明るい日陰で管理し、根が落ち着くまで安静にしておきましょう。

気根を育てて幹を太らせる

ガジュマルの最大の魅力とも言えるぽってりとした根元の膨らみは、実は幹ではなく気根が成長した姿です。

幹は成長とともに次第に太く育っていきますが、気根を成長させるためには意図して管理してあげないと太く成長しないので正しい知識を得ることが重要です。

ガジュマルの気根は高湿度な環境になると新たに生えてくる部位なので、地域によってはもしかすると発生しにくいところもあるかもしれません。

一般的には湿度が一番上がる6月「雨季」から7月あたりにチェックすると出ていることが多いです。

もし気根が自然に出てこないのであれば、少し濡らしたビニール袋やラップなどを被せて意図的に高湿度な環境を作ってあげると気根が出やすくなるので効果的です。

また、気根が土にしっかり活着することでガジュマルの樹体も大きく成長するので、樹体を大きくするためにはおすすめの方法と言えます。

逆にガジュマルの大きさをコンパクトなままにしておきたいのであれば、気根が発生したら切除するようにしましょう。

根を埋めて成長を加速させる方法

あまり知られていないテクニックとして、ガジュマルの根元をあえて土の中に埋めてしまうという方法があります。

根っこ全体で栄養をとるので枝葉もグングン成長するといったことがあります。

ガジュマルをでっかくしたいという方にはかなりおすすめな育成方法だと思います。

土から出ている根を深く埋めることで、根が直接栄養を吸収しやすくなり、全体の成長スピードが上がります。

デメリットとしては、ただひとつガジュマルの特徴的な根っこが隠れてしまって、見た感じ面白みが半減してしまうということです。

1年ほど根っこが見えない状態を我慢して、翌年からは掘り起こした状態にすれば、太く成長した根っこが楽しめるため、大きくすること優先で数年育てたい方には有効な手段です。

成長スピードの目安

成長スピードの速いガジュマルは、一般的な育て方でも一年で10〜20cmの成長が期待でき、地植えの環境では50cm以上というのですから2年もすれば元の大きさより1メートル以上も大きくなります。

鉢で育てて植え替えを続けていると最終的には2mほどにも成長することもあります。

大きくすることを急ぎたくなる気持ちはわかりますが、日当たり・水やり・肥料・植え替えという基本の積み重ねが、結果として最も確実に大きくなる近道です。

焦らず丁寧に管理を続けることが、立派なガジュマルを育てる上での一番の秘訣といえるでしょう。

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