白い筋状の模様【エカキムシ】

白い筋状の模様【エカキムシ】

白い筋状の模様【エカキムシ】

エカキ虫の跡

葉の表面に白いすじ状の模様があるのに虫の姿が見えないことがあります。これは葉の内部に潜り込んでトンネル状に食害するエカキムシの仕業です。

トンネル状に葉の内部を食害

葉の表面の白いすじはハモグリバエやハモグリガの幼虫が葉の内部をトンネル状に食害した跡です。これはまったく違う種類の害虫ですが、葉の模様が絵や文字のように見えるため総称してエカキムシと呼ばれます。

ハモグリバエのほうがやや小さく、体長はハモグリガが5~7mm、ハモグリバエは2~3ミリ程度です。被害が進むと葉全体が真っ白になって枯れたり、葉が落ちたりしてしまいます。

葉ごと補殺して殺虫剤を散布

被害にあった葉を見つけたら葉ごと押しつぶします。幼虫はたいてい葉の先端にいます。また、葉を裏側から見ると葉の膨らみから幼虫の存在が確認できることもあります。

被害が拡大する前にマラソン乳剤、オルトラン水和剤などの殺虫剤を1~2週間おきに3回程度散布します。いったん模様がついてしまった葉はもとに戻りません。見た目が悪いようであれば葉は切り取ってしまいましょう。

株元に粒剤を施して予防を

エカキムシはおもに4月~10月頃、草花、庭木、野菜などさまざまな植物に寄生します。特にネギやキャベツ、ニラ、ホウレンソウなどの野菜に発生するとやっかいです。植え付けのときにベストガード粒剤、オルトラン粒剤などの粒剤を施して発生を予防しましょう。

または新芽が出たころに施します。被害を発見したら葉ごと補殺するか、薬剤を散布します。ただし、野菜類には収穫前は薬剤を使わないようにします。