白い菌糸が網目状に

白い菌糸が網目状に

白い菌糸が網目状に

白絹病

生育がおとろえた株の地際や根に白くて光沢のある糸のようなものが見られたら白絹病にかかっています。水はけの悪い場所で栽培すると発生しやすい病気です。

根が腐敗して株の生育を阻害

白絹病は草花や庭木などさまざまな植物に発生します。土を通じて病原菌が根に寄生すると根や地際部が腐敗して黒っぽくなり、白い菌糸が網目状に張り巡らされます。

養分が地上部までいかなくなるため株の生育がおとろえ、最後には枯れてしまいます。そのころになると白や褐色の泡粒のような菌核もみられるようになります。病原菌は高温多湿を好むため、夏に多く発生します。特に多雨の後は注意が必要です。

株を掘り上げて根や土を殺菌

被害にあった株は掘り上げて根を殺菌してから植え替えます。1000倍に薄めたベンレート水和剤に30分ほど浸します。被害がひどい場合はほかの株への感染を防ぐためにも焼却処分したほうがいいでしょう。

病原菌は地表から5センチ程度の浅い部分にしかいないので植え替えた土は菌が休眠中の冬に天地返しを行えば死滅します。土を30センチほど掘り表面近くの土と深いところの土を入れ替えておきましょう。

清潔な土に植え多湿には注意

植え付けのときは清潔な用土を使います。病原菌は酸性の土を好むため植え付け前の土に石灰質肥料を施すのもいいでしょう。連作すると発生しやすくなるので同じ植物を続けて植えるのは避けましょう。

また高温多湿の場所で発生しやすいので水はけのいい土に植え水やりの回数にも注意しましょう。植え付けの際は株同士の間隔を空け、株が繁りすぎたら余分な枝や葉を切るのも効果的です。