
葉や花が小さくなったり色が薄くなったりいているときは肥料の不足が考えられます。
植え付け時の肥料だけでは足りず、栄養不足になっていることが予測されます。

肥料不足では大きく育たない
元気に育っていた植物の葉や花が小さくなったり、色が薄くなったりしているときは肥料切れが考えられます。
通常、植え付け時に元肥を施しますが生育が盛んな植物や花数が多いものは肥料切れになるのです。
寒さに弱い観葉植物や冬に休眠する多年草などは冬に肥料を与える必要はありません。
冬に開花し続けるシクラメンやプリムラなどは例外です。肥料が足りないと花が小さくなります。
速効性の液肥を定期的に施す
元肥だけでは足りないときに生育に応じて施す肥料を追肥といいます。
肥料不足で生育不良に陥った場合は効果がすぐにあらわれる液肥を用います。
しかし液肥は効果がはやい分長くは続かないので10日おきぐらいに施しましょう。
液肥のほかに固形タイプを土の上に置いて水やりのたびに少しずつ効果があらわれる置き肥もあります。
肥料不足になる前に予防として施す場合は置き肥を数カ月おきに施します。
元肥を必ず施し必要なら追肥
植え付けや植え替えの際は緩効性の肥料を元肥として施します。
市販の培養土を使う場合は肥料が含まれているタイプも多いので確認しましょう。
種から育てる場合、元肥を施さず発芽後に液肥を与えます。
追肥は生育旺盛な時期に施すのが基本です。
そのため冬に開花する種類や室内栽培の観葉植物などは冬でも肥料が必要です。
暑さに弱い植物は夏に寒さに弱い植物は冬に施さないように注意しましょう。