根詰まりを起こしている
長年育てている鉢植えの葉の色つやや花つきが悪くなっているときは根詰まりを起こしています。
成長にあわせて数年ごとに植え替えや鉢替えが必要です。
根が傷むと葉にも悪影響
鉢植えやコンテナ栽培は水やりや雨によって土の粒子が固まり、水はけや通気性が悪くなります。
また、成長とともに根が鉢の中で窒息状態に陥ります。
こうして根詰まりが発生すると水や栄養が吸収しにくくなり地上部にも影響があらわれます。
花つきや葉の色つやが悪くなったり、緑から枯れこんだり株全体の成長が悪くなります。
露地栽培の宿根草も何年も同じ場所で育てて大きく茂ると同様の現象が起こります。
地上部の成長にあわせて鉢替え
鉢植えなどの容器栽培の場合は鉢替えを行います。
根が成長している分、ワンサイズ大きめの鉢を用意します。
ただしあまり大きすぎる鉢は根腐れのもとになるので注意しましょう。
同じ大きさの鉢に植える場合は余分な根を取り除くと同時に葉や枝も切り取ります。
地上部だけが成長したそのままでは根とのバランスがとれず、生育が悪くなってしまいます。
露地栽培の宿根草は植え替えと同時に株分けをおこないます。
数年ごとに鉢替えや株分け
宿根草や観葉植物は数年ごとに鉢替えや植え替えを行います。
鉢替えは2年に1回が一般的です。株分けのできる種類はこのとき株分けも行います。
なお、宿根草は種類によっては3~5年で寿命を迎えてしまうものもあります。
露地栽培の場合は長年同じ土地で栽培すると特定の養分が不足したり、病害虫が発生したりするいや地現象が起こります。
植えかえるときはなるべく別の場所を選びましょう。
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