使用済み用土の手入れと保存
コンテナ栽培で一番困るのが使い終わった土の処理です。
使用済みの土はきちんと手入れして保存しておけば再利用することができます。
使用済みとなった土はフルイにかけてゴミなどを取り除きます。
あまり湿った状態や乾燥した状態では作業がやりにくいのでやや湿り気がある程度のときに作業します。
作業の流れ
植物が枯れた鉢や植え替えなどで出た使用済みの土などは手入れをして再利用します。
シートを敷いて使用済みの土をふるいにかけます。
ふるいの目は5mm程度のものを使用するといいでしょう。
土を移しながら古い根や枯葉など大きいゴミは手で拾って取り除いておき、ふるいやすい量の土をフルイに移したらフルイを前後左右にゆすって土をふるいます。
その後、ふるい終わって目を通らずフルイの中に残った土はゴミ袋などに移して処理します。
ふるい終わった土は殺菌をしておくといいのですが殺菌にはいくつかの方法があります。
使い終わった土には病原菌や害虫の卵が混じっていることがあるので殺菌・消毒をしておいたほうが安全です。
太陽光で殺菌する場合は全体を湿らせた土をビニール袋にいれ真夏に直射日光にて1~2日当て裏返してさらに1~2日当てるといいです。
逆に冬場の場合はできるだけ風にさらせるように広げながら寒さにさらします。
天気の心配やあまり日数を取れない場合は熱湯をかけて30分ほど放置して湯を捨てるといいでしょう。
また蒸し器で20~30分間蒸せれば確実です。
殺菌が終わった土に腐葉土と堆肥を土の1割程度いれよく混ぜます。
その後蓋付の容器にいれ日光を避けながら1~2カ月休ませます。
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