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園芸薬品は正しく選ぶ

ガーデニング.com>>病気・害虫対策の知識>>園芸薬品は正しく選ぶ

薬品植物の病気や害虫は出来れば予防によって防ぎたいものですが、最善の予防策を講じていても病害虫の被害にあってしまうこともあります。

そのような時には園芸用の薬品をうまく取り入れ、しっかりとした対応をしていくことが病害虫の被害拡大を食い止める手段となります。

そのためにも、前もって園芸薬品の知識をつけておきましょう。


園芸薬品の種類と使い方

私たちが病気や怪我をした時に医薬品を使うように植物が病気にかかったり、害虫の被害を受けたりした時には園芸薬品を使います。

園芸薬品は使い方を誤ると人にも害を与える可能性があることから、私たちが使う医薬品と同じくらい厳しい基準をクリアしたものが販売されています。

そのため適切な使用方法で使うぶんには十分に安全が保障されていますので使用前には必ず説明書をしっかりと読み、適切な使用方法を心がけましょう。

しっかりとした使用方法を熟知したうえで、さらに薬剤は対処したい病気や害虫に適したものを用いることが大切です。

また使う場所や使う量をきちんと考慮してできるだけ無駄のないように用い、使用量は最小に抑えるようにしましょう。


病気や害虫を特定する

1種類ですべての害虫や病気に効果のあるオールマイティな園芸薬品はありません。そこで予防したい病気や害虫、対処したい病気や害虫をはっきりさせましょう。

一般的に病気には殺菌剤、害虫には殺虫剤を用います。

特定の害虫や病気だけに対処したいときには専用の薬剤を数種類の病気や害虫に対処したいときには対処したいものが含まれる薬剤を選びます。

薬剤の裏面やパッケージには対象となる作物や害虫名が表記されています。また予防の場合は根から吸収されてゆっくりと長く効果が現れるような薬剤(浸透移行性剤)を用い、すぐに効果を期待するときには直接散布するタイプを選びます。

使う場所を考慮する

薬剤には粉末や原液を水に溶かして使うタイプとそのまま散布できるタイプがあります。庭や花壇など広い範囲に散布するときには水に溶かして散布するものが便利です。

一か所で発生すると何か所かで同時に発生している可能性があるので広範囲に散布しておくと結局は少ない量で防除できます。

ベランダなど散布範囲が狭い場合や近くに庭やペットの小屋があったりしてあまり広範囲に薬剤を散布したくないような場合、被害範囲が広くない場合は容器から直接散布できるタイプがよいでしょう。

このタイプは狙った箇所だけに対処できますので薬剤が広範囲に広がることなく散布できます。

病気や害虫は植物によって発生しやすいもの、発生しにくいものがありますし同じ病気でも植物の種類によって病原菌が異なる場合があります。そこで薬剤ラベルに表示されている対象植物を確認してから該当する薬剤を選ぶようにします。

特に野菜や果樹など口にする可能性のあるものは必ず対象植物に含まれていることと収穫何日前まで散布が可能かを確認します。

収穫7日前なら散布後7日以上たってから収穫します。また散布してよい回数、1回に可能な量を厳守しましょう。

薬剤の種類にはそのまま散布するものにスプレー剤、エアゾール剤などがあり、水に溶かして使うものにベンレート水和剤、オルトラン液剤などがあり、ばらまくものにはオルトラン粒剤、粉剤などがあります。

スプレー式はポンプ式で薬剤を吸い上げ、噴霧する容器に入れられた薬剤で駆除したい病気や害虫の種類に合わせて各種類があります。

エアゾール式はガス圧で噴霧する容器に入れられた薬剤ですぐに使えて便利ですが近くから散布すると植物が凍傷で傷むので必ず数10cm程度離れた位置から散布します。

ベンレート水和剤はうどんこ病、灰色かび病などカビが原因の病気の予防と駆除に効果的で規定量の水で薄め噴霧器に移して散布します。全体に均一になるよう、また葉裏を中心にかけます。

オルトラン液剤はアブラムシなど植物の汁を吸う害虫やチョウやガなどの幼虫など葉を食害する害虫に効きます。薄めた薬剤を葉に散布すると植物体内に吸収されて効果を表わします。

オルトラン粒剤も液剤と同じ効果ですが株元にまいて植物の根から吸収させるのでゆっくりと効いてきます。粉剤はアリやだんご虫などの不快害虫と呼ばれる虫に効果的で虫に直接かけるか通り道にまいておきます。植物には直接かけないように注意しましょう。


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    病害虫事例対策

  • 葉脈に沿って緑色が抜ける
  • 葉に黒や褐色の斑点ができる
  • 葉の表面が粉のように白くなる
  • すすのような黒い粉が付着
  • 葉に斑点ができ凹凸ができる
  • 花にシミができ枯れてしまう
  • 根元から突然倒れて枯れる
  • 下葉から黄色くなり枯れる
  • 白い菌糸が網目状に
  • 地際から根にかけてコブがでる
  • 葉が白いカスリ状 【ハダニ】
  • 白いかさぶた状【カイガラムシ】
  • 白くて小さな虫 【コナジラミ】
  • 白い筋状の模様【エカキムシ】
  • 葉に虫食いの跡【アオムシ】
  • 葉や枝に群生 【アブラムシ】
  • 花や若芽が食害 【ナメクジ】

    枯れる原因対策

  • 葉の表面が褐色や黒く
  • 植物の葉数が少なくなる
  • 冬場に葉が萎れたまま
  • 葉は元気だが急に落ちる
  • 根詰まりを起こしている
  • 葉や花がしおれる
  • しおれ気味で根が黒い
  • 葉が周囲から枯れる
  • 葉や花が小さく色が薄い
  • 葉は元気だが花がつかない
  • 鉢植えにしたら生育が悪く
  • 土を変えたら調子が悪く
  • ピートモス使用で調子が悪く
  • 育成が悪く根が黒い
  • 葉が黄色くなり枯れてしまう